
LINE、スラック、Teams、チャットワークなどとメールを連携するにはどうしたら良い!?
日々の業務でLINEやSlack、Microsoft Teams、Chatworkといったチャットツールを利用する機会が増えている企業も多いでしょう。しかし、これらのチャットツールと従来のメールのやり取りが分断され、情報がバラバラになってしまうことに悩んでいる方も少なくありません。
「重要なメールを見落とした!」「チャットで共有されたけど、メールにも残しておきたい!」こんな経験はありませんか?
この記事では、これらのチャットツールとメールを連携させる方法を分かりやすく解説し、業務効率を向上させるポイントを紹介します。
なぜチャットツールとメールを連携させるべきなのか?

企業の多くが、メールとチャットツールの両方を使い分けていますが、それぞれの利便性を活かしながらスムーズに連携させることで、次のようなメリットがあります。
1. 情報の見落としを防ぐ
メールとチャットの両方で情報が流れると、どこで重要な連絡があったのか分かりにくくなります。連携することで、すべての通知を一元管理できます。
2. 業務のスピードアップ
メールを確認するために都度メールソフトを開く手間を減らし、チャット上でリアルタイムに通知を受け取れるようになります。
3. コミュニケーションの効率化
チャットツールでのやり取りをメールに自動転送したり、逆にメールの内容をチャットに通知したりすることで、円滑な情報共有が可能になります。
チャットツールとメールを連携させる方法

では、具体的にどのように連携すればよいのでしょうか?主要なツールごとに紹介します。
- 1. LINEとメールの連携
方法:
- ・「LINE Notify」を利用すると、GmailやOutlookのメール通知をLINEに送ることが可能です。
- ・業務用LINE(LINE WORKS)を使えば、メールと連携し、受信トレイの通知をLINE上で確認できます。
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設定の流れ:
- 1. LINE Notifyに登録し、アクセストークンを取得。
- 2. メールサービスの「転送設定」を使い、特定のメールをLINE Notify経由で通知。
- 3. LINE上で重要なメールをリアルタイムで確認
- 2. Slackとメールの連携
方法:
- ・Slackの「Email App」を使うと、指定したチャンネルにメールを送信できます。
- ・Zapierなどの連携ツールを活用すると、GmailやOutlookとスムーズに連携可能。
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設定の流れ:
- 1. Slack Appディレクトリから「Email App」をインストール。
- 2. 受信したいメールを転送するための専用メールアドレスを取得。
- 3. 指定のSlackチャンネルにメールが届くように設定。
- 3. Microsoft Teamsとメールの連携
方法:
- ・Microsoft 365のOutlookとTeamsは標準で統合されており、メールの通知をTeamsで受けることが可能。
- ・「Power Automate」を利用すると、Gmailや他のメールサービスとも連携可能。
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設定の流れ:
- 1. Outlookの「ルール」を設定し、特定のメールをTeamsのチャネルに通知。
- 2. Power Automateで「新着メールをTeamsに投稿する」フローを作成。
- 3. 重要なメールがTeams内に自動通知されるようにする。
- 4. Chatworkとメールの連携
方法:
- ・Chatworkの「メール転送機能」を利用し、メールの内容をChatworkに投稿。
- ・ZapierやIFTTTを活用してGmailやOutlookと連携可能。
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設定の流れ:
- 1. ChatworkのAPIトークンを取得。
- 2. メール転送設定を行い、Chatworkの特定のチャットにメール内容を通知。
- 3. チャット上で重要なメール情報をすぐに確認。
業務効率をさらに向上させるためのポイント

メールとチャットツールを連携させることで、業務がスムーズになる一方で、「どの通知を送るべきか?」を整理することも重要です。
- 1. 重要なメールだけを通知する
- ・すべてのメールを通知すると、逆に情報過多になり見落としの原因になります。
- ・取引先や社内からの重要メールのみをフィルタリングして通知しましょう。
-
2. 社内で統一したルールを作る
- ・「〇〇のメールはSlackへ」「□□のメールはTeamsへ」など、運用ルールを決めることで混乱を防げます。
- 3. 自動化ツールを活用する
- ・ZapierやPower Automateなどのツールを使うと、簡単に連携が可能になります。
まとめ
チャットツールとメールを連携させることで、情報の見落としを防ぎ、業務効率を向上させることができます。しかし、適切な設定をしないと通知が多くなりすぎて逆効果になることもあります。
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