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作っただけで終わりがちなウェブサイト①
~サイトの放置に伴うリスクとは~

2024/11/05

作っただけで終わりがちなウェブサイト①
~サイトの放置に伴うリスクとは~

せっかく作ったウェブサイト、ただ置いておくだけではもったいないと思いませんか?
ウェブサイトは、会社の顔であり、お客様との第一歩を踏み出すための重要なツールです。しかし、多くの中小企業のウェブサイトは、一度作って放置されているケースが少なくありません。

特に、デジタルが苦手な経営者の方々の中には、ITに詳しくないことから、「とりあえず作ったけど、放置してしまっている」というケースが多く見受けられます。
しかし、ウェブサイトを放置することにはさまざまなリスクが伴い、最悪の場合、企業の信頼性や売上に悪影響を及ぼすこともあります。

今回は、ウェブサイトの放置によるリスクについて分かりやすく解説し、
どう対処すればよいかを考えていきましょう。

意外と多い!中小企業のウェブサイト放置率

意外と多い!中小企業のウェブサイト放置率

中小企業のウェブサイト放置率は、実際に調査データとしても明確になっています。
ある調査によると、日本の中小企業の約40%が、ウェブサイトを作成した後「ほとんど更新していない」という状態にあります。
特に、ITに不慣れな経営者やリソース不足が原因で、ウェブサイトの運用が後回しになりがちです。
また、定期的にメンテナンスやコンテンツの更新を行っている企業はわずか30%以下にとどまっており、ほとんどの企業がウェブサイトを効果的に活用できていない状況です。

なぜウェブサイトは放置されがちなのか?

なぜウェブサイトは放置されがちなのか?

中小企業にとって、ウェブサイトの作成は大きな一歩です。しかし、その後の運用や更新には手間と時間がかかり、ITに不慣れな場合、どこから手をつければ良いか分からなくなりがちです。例えば、以下のような理由が挙げられます。

1. 更新が面倒

ウェブサイトの更新には、専門的な知識や時間が必要とされます。日々の業務に追われている中、ついつい後回しにしてしまうことが多いでしょう。

2. 人材不足

ウェブサイトの運営を担当できるITスキルを持ったスタッフがいない、または社内のリソースが限られている場合、更新が困難になります。

3. 効果が分からない

ウェブサイトがどの程度効果を上げているのか、具体的なデータや結果が見えにくいと、運用を続けるモチベーションが低下してしまうことがあります。

面倒くさいが仇になる!放置によるリスク

面倒くさいが仇になる!放置によるリスク

ウェブサイトを放置することで生じるリスクは多岐にわたります。
その代表的なものをいくつか見ていきましょう。

1. セキュリティリスク

定期的に更新されていないウェブサイトは、ハッキングやサイバー攻撃のリスクが高まります。特に、CMS(コンテンツ管理システム)やプラグイン(拡張機能)などが古いままだと、セキュリティの脆弱性が残ったままとなり、不正アクセスやデータ流出の原因になります。

企業のウェブサイトがハッキングされると、顧客の個人情報が盗まれたり、企業の信用が失墜することがあります。これにより、長年築き上げてきたブランドイメージが一瞬にして崩れる可能性があるのです。

2. SEO※1の低下

検索エンジンは、定期的に更新されているウェブサイトを高く評価する傾向があります。放置されたウェブサイトは、検索エンジンのランキングが下がり、新規顧客に発見される機会が減少します。結果的に、売上や問い合わせが減少することになります。

例えば、ウェブサイトを最後に更新したのが数年前であれば、検索結果の順位は急速に下がってしまい、新しいお客様に見つけてもらえなくなるかもしれません。

※1 SEO(Search Engine Optimization)とは…ある特定のキーワードをGoogleなどで検索した際に、自分のウェブサイトが検索結果の上位に表示されるように工夫すること

SEOについてはこちらに詳しく記載しています
SEO対策って何?~SEO対策のその意味と重要性~

3. UX※2の低下

ウェブサイトの情報が古くなっていると、訪問者は「この企業は今も活動しているのだろうか?」と疑念を抱くことがあります。さらに、古いデザインや使いにくいインターフェースが残っていると、ユーザーはすぐにサイトを離れてしまう可能性が高まります。

ユーザーにとって使いにくいウェブサイトは、企業に対する印象も悪くなり、「ここに依頼するのはやめよう」と判断されるリスクもあるのです。

※2 UX(User Experience)とは…製品やサービスを通じて生じるユーザーの知覚や反応

UI/UXについてはこちらに詳しく記載しています
UI/UXって何?今さら聞けないWEB用語~

4. ビジネス機会の損失

ウェブサイトは、新しいビジネスの機会を生む大切なツールです。しかし、更新がされていないと、最新のサービスや製品情報が掲載されていないことも。新しい製品を発表しても、その情報がウェブサイトに反映されていなければ、お客様が気づかずに機会を逃してしまうでしょう。

まずはここから!ウェブサイトの放置を防ぐためにできること

まずはここから!ウェブサイトの放置を防ぐためにできること

では、ウェブサイトを効果的に運用するために、具体的に何ができるのでしょうか?いくつかの対策を紹介します。

1. 定期的なメンテナンスを計画する

ウェブサイトは一度作って終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。最低でも月に一度、サイトのコンテンツやシステムを確認し、必要な更新を行いましょう。例えば、ニュースやブログを定期的に更新するだけでも、サイトの活性化につながります。

2. セキュリティ対策の強化

セキュリティリスクを最小限に抑えるため、CMSやプラグインを常に最新の状態に保ちましょう。また、パスワードの強化や、二段階認証の導入など、基本的なセキュリティ対策も忘れずに実施することが重要です。

3. アクセス解析ツールを活用する

アクセス解析ツールを使えば、ウェブサイトがどのように利用されているかを把握することができます。これにより、改善すべきポイントが明確になり、効果的な運営が可能になります。例えば、どのページが人気なのか、どのくらいの訪問者がいるのかを確認し、適切な対策を講じましょう。

4. プロに任せる

「自分たちで運用するのは難しい」という場合、ウェブサイトの運営を外部の専門家に任せるという選択肢もあります。ウェブサイトの運営に関する知識がなくても、信頼できるアウトソーシングサービス(外部委託)を利用すれば、手軽に安全で効果的なサイト運営が可能です。

アウトソーシングサービスを利用すれば、プロが定期的な更新やセキュリティ対策を行ってくれるため、安心してビジネスに集中できます。特に、ITに不慣れな中小企業にとっては、専門知識を持ったプロに運営を任せることで、無駄な時間やリソースを削減できるメリットがあります。

まとめ

ウェブサイトを作っただけで放置してしまうと、セキュリティリスクやSEOの低下、UXの悪化など、さまざまな問題が発生します。しかし、適切なメンテナンスや対策を行えば、ウェブサイトは新しいビジネスチャンスを生む重要なツールとなります。

もし、「自分たちで運営するのは難しい」と感じたらアウトソーシングサービスを活用して、プロに運営を任せることを検討してみてください。専門家のサポートを受けながら、安心してウェブサイトを活用し、ビジネスの成長をサポートしましょう。

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