Home

/

Web・デジタル業務のお役立ち記事一覧

/

Claude Codeでできること・できないこと完全解説【2026年最新】活用法まとめ

Web・デジタル業務のお役立ち記事

Claude Codeでできること・できないこと完全解説【2026年最新】活用法まとめ

「Claude Codeって名前は聞いたことがあるけど、何ができるのかよくわからない」
「エンジニアじゃないと使えないツールなの?」

Claude Codeは2025年2月にAnthropicがリリースしたAIコーディングエージェントです。登場以来、エンジニアを中心に急速に広まっていますが、「自分には関係ないツール」と思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Claude Codeでできることとできないことを実務目線で整理し、さらに便利なツールと組み合わせることで「できるようになること」まで解説します。エンジニアだけでなく、Web担当者や経営者の方にも参考になる内容です。


更新日:2026年6月25日

監修者:藤田 真季(ウェブ担さん・マーケティング担当)

Claude Codeとは?基本をおさえておこう

Claude Codeとは、Anthropic(アンソロピック)社が提供するAIコーディングエージェントです。「エージェント」とは、ユーザーが指示を出すと、AIが自律的に複数のステップを実行してくれるタイプのAIのことを指します。

 

ChatGPTや通常のClaudeのような「質問→回答」の対話型AIとは異なり、Claude Codeはターミナル(コマンドライン)から起動し、プロジェクト全体のコードを読み込んで、複数のファイルを横断した作業を自律的にこなすことができます。「こういうものを作って」と伝えるだけで、ファイルの作成・編集・コマンド実行・テストまでをAIが一気通貫で進めてくれるイメージです。

対話型AIとClaude Codeの違い

 

比較項目 対話型AI(ChatGPT・Claude通常版) Claude Code
操作方法 ブラウザ上でテキスト入力 ターミナル(コマンドライン)から起動
できること 質問への回答・文章生成・コード提案 ファイル操作・コード生成・テスト実行など自律的な作業
ファイルへのアクセス 貼り付けたテキストのみ プロジェクト全体のファイルを直接読み書き
向いている用途 アイデア出し・文章作成・調査 開発作業・自動化・コードの修正

 

2026年現在、Claude CodeはProプラン(月額20ドル〜)から利用できます。また、VS CodeやDesktopアプリなどのGUI環境でも使えるようになったため、ターミナル操作が苦手な方でも導入しやすくなっています。最新の料金・プランについてはClaude公式サイトでご確認ください。

Claude Codeでできること

Claude Codeを実際に使って見えてきた「得意なこと」を整理します。特に以下の4つの領域では、高いパフォーマンスを発揮します。

① 新規ファイル・機能の作成(0→1の速さが圧倒的)

Claude Codeの最大の強みは「ゼロから何かを作る速さ」です。新しいアプリケーションの環境構築、新しいライブラリの導入、新機能の実装など、0から1を作るタスクは非常に得意です。「問い合わせフォームのバリデーション処理を追加して」「新しいページのテンプレートを作って」といった指示を日本語で出すだけで、必要なファイルを作成してくれます。

② リファクタリング・コードの置き換え

既存のコードを整理・改善する「リファクタリング」も得意分野です。ライブラリの置き換えや繰り返し処理の最適化など、単純作業の繰り返しを伴うタスクはAIの最も得意とするところです。「このライブラリを別のものに置き換えて、関連ファイルも全部修正して」と指示するだけで、複数ファイルにまたがる修正を一括で行ってくれます。

③ バックエンド処理の実装

仕様が明確に定義されているバックエンド処理は、Claude Codeが特に信頼できる領域です。「この入力データを受け取って、このような処理を行い、このフォーマットで返す」といった具体的な仕様を伝えると、品質の高いコードを生成してくれます。APIの実装やデータベース処理など、ロジックが明確な作業に向いています。

④ プロジェクト全体を横断した作業

Claude Codeは最大100万トークン(書籍数冊分に相当)のコンテキストを保持できるため、大規模なプロジェクトでも全体像を把握しながら作業できます。「このバグを修正して、関連するテストも直して、ドキュメントも更新して」といった複数ステップにまたがる作業を一度の指示で完結させることも可能です。

 

できること 具体例 得意度
新規ファイル・機能の作成 問い合わせフォーム作成・環境構築・ページテンプレート ◎ 最も得意
リファクタリング ライブラリ置き換え・コード整理・重複処理の統合 ◎ 得意
バックエンド処理 API実装・データ処理・バリデーション ◎ 得意
横断的な修正・更新 複数ファイルの一括修正・バグ修正+テスト修正 ○ 比較的得意
テスト実行・自動化 テスト実行→エラー修正→再実行のループ ○ 比較的得意
ドキュメント作成 README作成・コードのコメント追加・仕様書ドラフト ○ 比較的得意

Claude Codeでできないこと・現時点での限界

Claude Codeは非常に優れたツールですが、「なんでもできる」というわけではありません。得意な領域と限界を正しく理解することが、活用の成否を大きく左右します。現時点でできないことを6つに整理します。

できないこと①:コードの品質が担保されないケースがある

特にフロントエンド開発において、コードの品質が低下するケースがあります。たとえばReactで開発を依頼すると、一見動いているように見えても、コードの中身を確認すると不要なuseEffectが多用されていたり、非効率な書き方になっていることがあります。

 

動くコードは書けても、「良いコードが書けるか」はまた別の話です。生成されたコードは必ず人間がレビューする前提で使う必要があります。

できないこと②:ブラウザUIでしか操作できない作業の自動化

Claude Codeの守備範囲は「ローカルで完結する開発作業+APIがある外部サービスとの連携」です。ブラウザUIを直接操作しなければできない業務フローの自動化は、現状できません。

 

・Salesforce・Hubspotなどの管理画面を直接操作する作業
・Zendeskなどのカスタマーサポートツールでの問い合わせ返信(ブラウザ操作前提)
・スクリーン上のボタンをクリック・入力フォームを操作するRPA的な自動化

 

MCPで外部サービスと連携できるケースは増えていますが、あくまで「APIが提供されているサービスに限る」という制約があります。

できないこと③:コンテキストウィンドウ(記憶容量)の上限を超えた作業

Claude Codeには会話のコンテキストウィンドウ(1セッションで保持できる情報量)に上限があります。

 

長い会話を続けると、初期の指示が圧縮・要約されて失われる可能性がある
・巨大なファイルを複数読み込むとコンテキストを圧迫する
・「長大なタスクを一発で全部やらせる」のは現実的ではなく、適切にタスクを分割する必要がある

 

CLAUDE.mdに永続的なルールを書いておくことである程度カバーできますが、完全ではありません。「1タスク・1チャット」を意識して作業を分割することが重要です。

できないこと④:外部システムへの副作用を「取り消す」こと

ローカルファイルの変更は自動スナップショット機能(Escキー2回)で巻き戻せますが、外部システムへの操作は取り消しができません。

 

・データベースの更新・削除(一度実行したら戻せない)
・API経由でのメッセージ送信(送ってしまったものは取り消せない)
・外部サービスへのデータ書き込み

 

MCPで外部サービスを操作する場合は、本番環境ではなくテスト環境で確認してから実行するのが基本ルールです。

できないこと⑤:リアルタイムの最新情報の参照

Claude Codeはインターネットをリアルタイムで検索する機能を標準では持っていません。学習データのカットオフ以降の情報(最新のライブラリバージョン・APIの仕様変更・最新のセキュリティ脆弱性情報など)は、正確に把握できないケースがあります。最新情報が必要な場合は、公式ドキュメントを別途確認するか、MCPのWeb検索ツールと組み合わせる必要があります。

できないこと⑥:初期環境構築(ターミナルの知識なしでのセットアップ)

Claude Codeはターミナルから操作するツールです。Node.jsのインストール・ターミナルの操作という初期設定には一定の技術的ハードルがあります。完全なゼロ知識での自力セットアップは難しく、最初は専門家のサポートを受けることをお勧めします。

 

なお、2026年1月にリリースされたCoworkはターミナル不要でClaude Codeの機能を活用できるデスクトップアプリです。非エンジニアの方にとっての現実的な入口になっています。

「できないこと」に対する代替手段まとめ

 

できないこと 代替手段・回避策
コード品質の担保 必ず人間がレビューする。テストコードを書いて品質を確認する
ブラウザUI操作の自動化 APIがあるサービスはMCP連携で代替。APIがない場合はRPAツールを検討
コンテキスト上限 「1タスク・1チャット」に分割。CLAUDE.mdにルールを記録
外部副作用の取り消し テスト環境で先に確認。本番操作は実行前に確認ステップを挟む
最新情報の参照 公式ドキュメントを別途確認。MCPのWeb検索ツールを組み合わせる
初期環境構築 専門家のサポートを受ける。または非エンジニア向けCoworkを使う

ツールと組み合わせて「できるようになること」

Claude Code単体では難しいことも、他のツールと組み合わせることで実現できるケースがあります。2026年現在、特に注目されているのがMCP(Model Context Protocol)との連携です。

MCP連携で広がる可能性

MCPとはAnthropicが提唱する、AIと外部ツールを接続するための標準仕様です。Slack・Notion・GitHub・Figmaなど多数のMCPサーバーに対応しており、1つの指示から複数ツールをまたいだ複合的な自動化が可能になります。

 

GitHub連携:コードのコミット・PRの作成・Issue管理を自動化
Slack連携:特定の通知をトリガーにコードを実行・結果をSlackに投稿
Notion連携:ドキュメントの内容をもとにコードを生成・更新を自動反映
Googleスプレッドシート連携:スプレッドシートのデータを処理・集計・レポート生成

Coworkを使った非エンジニア向けの活用

2026年1月リリースのCoworkは、Claude Codeのエージェント能力をデスクトップアプリとして提供するツールです。ターミナル操作なしでローカルのファイル操作・MCP連携が可能で、「ターミナルは難しい」という非エンジニアにとって最も敷居が低いClaude Code活用の入口になっています。

エンジニアじゃなくても使える?Web担当者・経営者の活用ポイント

「Claude Codeはエンジニア向けのツール」というイメージが強いですが、実際には非エンジニアの方でも活用できる場面が増えています。

非エンジニアが使える場面

Excelやスプレッドシートの自動集計:「毎月この数値を集計してグラフを作るスクリプトを書いて」という指示で、データ処理を自動化できる
定型レポートの自動生成:複数のCSVデータを統合して月次レポートを自動で作成する仕組みを構築できる
業務フローの一部自動化:在庫データの更新・品質管理チェックシートのデジタル化など、繰り返し発生する定型作業をAIに委ねられる

 

ウェブ担さんでは農業会社A社様への支援で、Claude Codeを活用した在庫管理・品質管理のデジタル化に取り組んでいます。「AIエンジニアがいない」という状態から、担当者が自分でClaude Codeを使いこなせるようになるまでの「自走化」を支援するアプローチで成果が出ています。

非エンジニアが始めるための3ステップ

1. まずCoworkを試す:ターミナル不要のデスクトップアプリで、Claude Codeの感覚をつかむ
2. 小さな自動化から始める:「この1つの作業だけ自動化する」という小さなスコープから成功体験を積む
3. 専門家の伴走支援を受ける:最初の環境構築・設計は専門家に任せ、徐々に自分で操作できる範囲を広げる

 

Claude Codeの料金と始め方

料金プラン(2026年6月時点)

 

プラン 月額料金 Claude Code利用 主な特徴
Claude Pro $20(約3,000円) ○ 利用可 個人利用向け。5時間ごとの利用枠
Claude Max $100〜(約15,000円〜) ◎ 大容量 大量利用向け。利用枠が大幅に拡張
Claude for Work(Team) $25/ユーザー〜 ◎ 業務利用推奨 データ学習除外・チーム管理機能付き

 

業務でClaude Codeを使う場合は、個人プランではなくTeamプランを推奨します。個人プランは入力データがAIの学習に使われる可能性があるため、顧客情報・社内機密データを扱う場合は必ずTeamプラン以上を使用してください。

 

※2026年5月7日にPro・Max・Teamの全プランで5時間レート上限が2倍に拡大・ピーク時間帯の制限も撤廃されています。また5月13日から7月13日まで週次枠が50%増加する期間限定の緩和措置があります。

始め方の手順

1. Claude公式サイトでProプラン以上に登録
2. Node.js(v18以上)をインストール
3. ターミナルで npm install -g @anthropic-ai/claude-code を実行
4. プロジェクトフォルダで claude コマンドを入力して起動

 

初期設定が難しいと感じる場合は、ウェブ担さんへご相談ください。

Claude Codeを使うときの注意点

注意点①:生成されたコードは必ずレビューする

Claude Codeが生成したコードを確認せずにそのまま本番環境に反映することは避けてください。動作するコードでも、セキュリティ上の問題・パフォーマンスの問題・将来の保守性に問題があるケースがあります。必ず人間のレビューを挟むことを習慣にしてください。

注意点②:機密情報・個人情報を入力しない

顧客情報・社内の機密データ・パスワード・APIキーなどをClaude Codeに直接入力しないようにしてください。業務利用ではTeamプラン以上(データ学習除外設定)を使用し、機密データは匿名化・マスキングして扱うルールを事前に設定してください。

注意点③:本番環境での操作は慎重に

データベースの変更・外部APIへのリクエスト・本番サーバーへのデプロイなど、取り消しができない操作は必ずテスト環境で確認してから実行してください。特にMCPで外部サービスと連携している場合は、実行前に確認ステップを挟む設計にすることが重要です。

まとめ:Claude Codeはまだ魔法ではなく、優れた道具

Claude Codeでできること・できないことについてのポイントをまとめます。

 

Claude Codeは「自然言語で指示するとAIがコードを書き・実行し・ファイルを操作してくれる」エージェント型ツール。対話型AIとは根本的に異なる
・得意なことは「0→1の新規作成・リファクタリング・バックエンド処理・複数ファイルにまたがる横断的な修正」
・できないことは「コード品質の完全保証・ブラウザUI操作の自動化・コンテキスト上限を超えた作業・外部副作用の取り消し・リアルタイム情報参照・ターミナルなしでの初期設定」の6つ
・MCP連携でSlack・Notion・GitHubなど外部ツールとの複合的な自動化が実現できる。非エンジニア向けにはCoworkというデスクトップアプリの選択肢もある
・業務利用では個人プランではなくTeamプランを選ぶ。生成されたコードは必ずレビューする

Web業務でのAI活用、ウェブ担さんにご相談ください

「Claude Codeを業務に取り入れたいが何から始めればいいかわからない」「エンジニアがいないが業務を自動化したい」「初期設定から自走化まで伴走してほしい」——どの段階でもウェブ担さんにご相談ください。Claude Codeを実務で活用しているスタッフが、自社の業務環境に合った導入・自走化を支援します。

 

 

 

 

【無料相談】Claude Codeの活用についてウェブ担さんに相談してみる

一覧へ戻る
× web担当者必見! web担当者必見!

もっと気軽に相談・情報収集したい方へ

メールマガジン登録

明日から使えるデジタル業務のヒントを配信中!ぜひご登録ください。

プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録ください。
LINE LINEで気軽に無料相談

経験豊富なスタッフが直接相談に乗ります!
しつこい勧誘は一切なし。ちょっとした質問だけでもOK!