「制作会社との打ち合わせで知らない単語が出てきて、話についていけなかった」
「広告代理店からのレポートに専門用語が並んでいて、結局何が良いのか悪いのか分からない」
中小企業の経営者・兼任のWeb担当者からは、こうした声をよくいただきます。Web業界の専門用語は次々と新しいものが登場するうえ、略語も多く、調べるだけでも一苦労です。
この記事では、サイト制作・SEO・広告・SNS・セキュリティなど7つのジャンルに分けて、現場で本当によく使われる専門用語100個を、初めて聞く方でも理解できるようやや詳しめの解説つきでまとめました。ブックマークしておけば、打ち合わせ中に「これって何だっけ?」と困ったときの調べ物がぐっと楽になります。
更新日:2026年7月9日
監修者:大森 潤(ウェブ担さん・Web運用担当)
①サイト制作・デザインに関する専門用語15選
まずは、サイトのデザインや構成を制作会社と話すときによく出てくる用語です。見積書や提案書にもよく登場します。
| 用語 | 解説 |
| レスポンシブデザイン | PC・タブレット・スマホなど、画面サイズの異なる端末に応じて文字や画像の大きさ・レイアウトを自動で最適化するデザイン手法です。1つのHTMLで複数の画面幅に対応できるため、現在のサイト制作では標準的な考え方になっています。対応していないサイトは、スマホで見たときに文字が小さすぎたり横スクロールが必要になったりして、離脱の原因になります。 |
| ワイヤーフレーム | ページ内にどの要素(見出し・画像・ボタンなど)をどこに配置するかを、色や装飾を使わず線と枠だけで示した設計図です。デザインを作り込む前の「骨組み」の段階で作成し、この時点で構成に問題がないかを関係者で確認します。ワイヤーフレームの確認を丁寧に行うほど、後工程での大きな修正が減ります。 |
| レイアウト | 文字・画像・ボタンなど、ページを構成する要素の配置や全体の構成のことです。同じ内容でもレイアウトの良し悪しによって、読みやすさや情報の伝わりやすさが大きく変わります。 |
| カルーセル | 複数の画像やコンテンツを、一定時間ごとに自動で切り替えたり、矢印操作で切り替えたりして表示する仕組みです。トップページの目立つ位置に配置され、複数の訴求内容を1つの枠で伝えられる一方、表示速度が遅くなりやすい点には注意が必要です。 |
| ファーストビュー | サイトを開いた際、スクロールせずに画面に表示される範囲のことです。訪問者が数秒でそのサイトを見続けるかどうかを判断する最も重要な領域とされ、サービス内容やキャッチコピー、問い合わせボタンなどをここに配置することが多いです。 |
| ハンバーガーメニュー | 3本の横線で表示されるアイコンをタップすると開閉するナビゲーションメニューのことです。画面が狭いスマホ表示で、メニュー項目を隠しておき必要なときだけ表示できるため、画面をすっきり見せられます。 |
| パララックス | スクロールしたときに、背景画像と前面のテキストなどで動く速さに差をつけ、奥行きのある動きを表現する手法です。印象的なデザインを作れる一方、多用すると表示が重くなったり、内容が伝わりにくくなったりすることもあります。 |
| アイキャッチ画像 | 記事や投稿の内容を象徴し、読者の目を引くために設定する画像です。記事一覧ページやSNSでシェアされたときに表示されるため、内容が一目で伝わる画像を選ぶことがクリック率に直結します。 |
| アコーディオンメニュー | 見出しをクリックすると内容が開き、もう一度クリックすると閉じるUIパーツです。よくある質問(FAQ)ページなどで、見た目をすっきりさせながら情報量を確保する目的でよく使われます。 |
| モーダルウィンドウ | 元のページの上に重ねて表示される小さなウィンドウ(ポップアップ)のことです。メールマガジンの登録案内や重要なお知らせを表示する際に使われますが、表示のタイミングを誤るとユーザーの離脱を招くため注意が必要です。 |
| グリッドレイアウト | ページ内の要素を格子状(グリッド状)に整列させて配置する手法です。写真やカード型のコンテンツを複数並べる際に使われ、整然とした印象を与えられます。 |
| Webフォント | 利用者の端末にインストールされていなくても、インターネット経由でサーバーから読み込んで表示できる文字フォントです。デバイスやOSが違っても同じ見た目の文字を再現できる一方、読み込みに時間がかかると表示速度に影響します。 |
| LP(ランディングページ) | 広告やSNSなどからの流入者に対して、申込み・購入・問い合わせなど1つの行動を促すことに特化した、1ページで完結するサイトのことです。コーポレートサイトのように多くのページを回遊させる作りとは異なり、離脱要素をできるだけ減らす設計が重視されます。 |
| サイトマップ | サイト全体のページ構成を一覧化したものです。ユーザーが目的のページを探しやすくするための「HTMLサイトマップ」と、検索エンジンにページの一覧を伝えるための「XMLサイトマップ」の2種類があります。 |
| ブレッドクラム(パンくずリスト) | 「TOP>カテゴリ>記事タイトル」のように、現在のページがサイト内のどの位置にあるかを階層で示すナビゲーション表示です。ユーザーが現在地を把握しやすくなるほか、検索エンジンにもサイト構造を伝える役割があります。 |
②UI・UXやユーザビリティに関する専門用語10選
「使いやすさ」に関わる用語です。サイト改善の提案でよく使われるため、意味を押さえておくと議論がスムーズになります。
| 用語 | 解説 |
| UI(ユーザーインターフェース) | ユーザーが目にし、実際に触れて操作するボタン・文字・フォーム・配置など、画面の見た目や操作部分のことです。ビルのエントランスやエレベーターのボタン配置に例えられることが多く、比較的短期間でデザイン変更によって改善できるのが特徴です。 |
| UX(ユーザーエクスペリエンス) | サービスを知ってから利用を終えるまでの、体験全体のことです。UIは見た目や操作部分という一部の要素であるのに対し、UXはより広い「満足感」や「使いやすさの実感」を含む概念で、改善には調査や設計に時間がかかる傾向があります。 |
| ユーザビリティ | 使いやすさの度合いを指す言葉です。マニュアルを読まなくても目的の操作を迷わず・早く完了できるかどうかが、ユーザビリティの高さを判断する基準になります。 |
| アクセシビリティ | 障害の有無や年齢、利用環境に関わらず、すべての人が問題なくサイトを利用できる状態にすることです。文字サイズの調整機能や、画像への代替テキスト(alt)の設定、音声読み上げへの対応などが具体的な取り組みにあたります。 |
| カスタマージャーニー | 顧客がサービスを「知る→比較・検討する→購入する→利用する→再度利用する」というように、時間の流れとともにたどる一連の体験プロセスのことです。各段階で顧客がどう感じ、どんな情報を求めているかを整理することで、抜け漏れのない施策設計ができます。 |
| ペルソナ | サービスの典型的な利用者像を、年齢・職業・悩み・情報収集の方法まで含めて具体的な1人の人物として設定したものです。「30代の主婦」ではなく「2歳の子どもを持つ34歳の会社員女性、平日はスマホで情報収集する」のように具体化することで、施策の方向性がぶれにくくなります。 |
| CTA(コールトゥアクション) | 「今すぐ申し込む」「無料相談はこちら」など、ユーザーに次の行動を促すボタンやリンクのことです。色・文言・配置の工夫によって、クリックされる確率が大きく変わるため、サイト改善では重要な検証対象になります。 |
| コンバージョン(CV) | 問い合わせ・購入・資料請求・会員登録など、そのサイトが目標として設定している成果が達成された状態のことです。何をコンバージョンとするかは事業によって異なるため、事前に定義しておく必要があります。 |
| CVR(コンバージョン率) | サイトを訪れた人のうち、実際にコンバージョンに至った人の割合のことです。「コンバージョン数÷訪問数×100」で計算され、この数値を高めることがサイト改善の主な目的の1つになります。 |
| ヒートマップ | ユーザーの視線の動きやクリック位置、スクロールの深さなどを色の濃淡で可視化した図のことです。赤く濃い部分ほど注目・操作されていることを示し、どこで読者が離脱しているか、どのボタンが押されていないかを直感的に把握できます。 |
UIとUXの関係については、具体例つきでより詳しく解説している記事もあります。あわせてご覧ください。
③SEO・検索エンジンに関する専門用語15選
検索からの集客に欠かせないSEO関連の用語です。制作会社や運用代行会社からの報告書に頻出します。
| 用語 | 解説 |
| SEO(検索エンジン最適化) | Googleなどの検索結果で、より上位に表示されるように行う施策全般のことです。コンテンツの内容を充実させる「コンテンツSEO」、サイトの構造やタグを整える「内部対策」、他サイトからの評価を高める「外部対策」など、複数のアプローチがあります。 |
| 検索キーワード | ユーザーが検索窓に入力する語句のことです。SEOは、狙いたい検索キーワードでどのユーザーが何を知りたいと考えているかを推測し、その意図に応えるコンテンツを作ることが基本になります。 |
| ロングテールキーワード | 単体の検索数は少ないものの、具体的で検索意図が明確なため、競合が少なく上位表示しやすい複合キーワードのことです。「SEO」のような1語(ビッグキーワード)よりも、「SEO 中小企業 始め方」のような複数語の組み合わせを指します。 |
| インデックス | 検索エンジンがページの内容を読み取り、検索結果に表示できる状態として登録・整理することです。ページを作成・公開しても、インデックスされていなければ検索結果に一切表示されません。 |
| クロール | 検索エンジンのロボット(クローラー)がインターネット上のサイトを巡回し、ページの内容やリンク構造を収集する処理のことです。クロールされることでページの内容が把握され、その後インデックスされる流れになります。 |
| 内部リンク | 同一サイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。関連記事の紹介などで使われ、読者が知りたい情報にたどり着きやすくなるだけでなく、検索エンジンがサイト全体の構造やページ同士の関連性を理解する手助けにもなります。 |
| 外部リンク(被リンク) | 他のサイトから自分のサイトへ張られるリンクのことです。信頼できるサイトから多く張られていると、検索エンジンからの評価が高まりやすい一方、不自然に増やそうとする行為は評価を下げる原因になるため注意が必要です。 |
| メタディスクリプション | 検索結果のタイトル下に表示される、ページ内容の要約文のことです。検索結果の順位そのものには直接影響しませんが、内容を的確に伝えることで、クリックしてもらえる確率(CTR)を高める役割があります。 |
| タイトルタグ | ページのタイトルを検索エンジンとユーザーの両方に伝えるHTMLタグのことです。検索結果の見出しとして表示される部分であり、メインキーワードを含めて的確に内容を表すことがSEOにおいて特に重要とされています。 |
| altテキスト | 画像の内容を説明する代替テキストのことです。画像が表示できない環境や、視覚に障害のある方が使う音声読み上げソフトで読まれるほか、検索エンジンが画像の内容を理解する手がかりにもなります。 |
| 構造化データ | ページの内容(会社情報、FAQ、レビューなど)を、検索エンジンが理解しやすい決まった形式でマークアップしたデータのことです。適切に設定すると、検索結果に星評価やFAQなどが追加表示される場合があります。 |
| E-E-A-T | 経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)という、Googleがコンテンツを評価する際に重視する4つの基準の略称です。監修者名や更新日を明記することも、この基準を満たす取り組みの一つです。 |
| コアウェブバイタル | Googleが定める、ページの表示速度・視覚的な安定性・操作の反応速度に関する3つの評価指標群のことです。表示が遅い、レイアウトが読み込み中に崩れる、といった状態はこの指標を下げる要因になります。 |
| AIO(AI最適化) | GoogleのAIオーバービュー(AI検索)やChatGPT・Perplexityなどの生成AIに、自社のコンテンツが情報源として引用されやすくするための最適化のことです。専門性の高い一次情報や、質問に対して明確に答える構成が評価されやすいとされています。 |
| オーガニック検索 | 広告費を払わずに、検索結果の自然な部分(広告枠以外)から得られるアクセスのことです。SEOの目的は、このオーガニック検索からの流入を増やすことにあります。 |
SEOはこの記事だけでは全体像を把握しづらいテーマです。基礎から学びたい方は、初心者向けの手順をまとめた記事もご覧ください。
④アクセス解析・データ分析に関する専門用語12選
GA4やサーチコンソールのレポートを見るときに必要な用語です。数字の意味が分かると、改善の判断がしやすくなります。
| 用語 | 解説 |
| GA4(Googleアナリティクス4) | Googleが提供する無料のアクセス解析ツールの最新バージョンです。訪問者数やページの人気度だけでなく、ユーザーがどんな行動を経てコンバージョンに至ったかまで分析できます。以前のバージョン(ユニバーサルアナリティクス)は既に計測を終了しているため、現在はGA4が標準です。 |
| Googleサーチコンソール(GSC) | 検索での表示回数・クリック率・平均掲載順位など、検索エンジン経由の状況を無料で確認できるGoogleのツールです。GA4と連携することで、どの検索キーワードから来た人がどんな行動をとったかまで把握できます。 |
| PV(ページビュー) | ページが表示された回数のことです。同じ人が1日に3回同じページを見た場合も3PVとして数えられるため、訪問者数(UU)とは異なる指標です。 |
| セッション | ユーザーがサイトを訪問してから、一定時間操作がない、あるいは離脱するまでの一連の行動のまとまりを指す単位です。同じ人でも訪問するたびに新しいセッションとして数えられます。 |
| UU(ユニークユーザー) | 重複を除いた実際の訪問者数のことです。同じ人が何度訪問しても1人として数えるため、PVやセッションよりも「実際に何人が見たか」を正確に表します。 |
| 直帰率 | サイトに訪れた際、最初の1ページだけを見て、他のページに移動せず離脱した訪問の割合のことです。数値が高い場合、ページ内容が検索意図と合っていない、あるいは知りたい情報がすぐに得られたことが考えられます。 |
| 離脱率 | あるページを最後に閲覧してサイトを離れた割合のことです。直帰率とは異なり、複数ページを見た後でそのページで離脱した場合も含まれるため、どのページで読者が離れているかを把握する手がかりになります。 |
| CTR(クリック率) | 表示された回数に対して、実際にクリックされた回数の割合のことです。検索結果やSNS投稿、広告など、さまざまな場面で「見られた数」に対する「クリックされた数」を測る指標として使われます。 |
| 平均エンゲージメント時間 | ユーザーがサイトを実際に閲覧・操作していた平均の時間のことです。単にページを開いていた時間ではなく、ブラウザが前面に表示され操作されていた時間を測るため、コンテンツへの関心度をより正確に反映します。 |
| コホート分析 | ユーザーを「初回訪問した週」などの条件でグループ(コホート)分けし、その後の行動の変化を比較する分析手法です。新規顧客がその後どれくらいの割合で再訪問・再購入しているかなどを把握するのに使われます。 |
| A/Bテスト | 同じ目的のページやボタンについて、内容が異なる2パターン(AパターンとBパターン)を用意して同時に配信し、どちらの成果が高いかを検証する手法です。ボタンの色や文言など、小さな違いを比較する際によく使われます。 |
| KPI(重要業績評価指標) | 最終的な目標(KGI)にたどり着くまでの過程を測るための中間指標のことです。「売上を上げる」というKGIに対して、「月間の問い合わせ件数」や「サイト訪問者数」をKPIとして設定し、日々の進捗を管理します。 |
⑤広告・マーケティングに関する専門用語15選
Web広告の運用担当者や代理店とのやり取りで欠かせない用語です。費用対効果を判断する際にも使われます。
| 用語 | 解説 |
| リスティング広告 | ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果の上部や下部に表示される検索連動型の広告です。今すぐ商品やサービスを探している人に直接アプローチできるため、成果につながりやすい広告手法とされています。 |
| ディスプレイ広告 | ニュースサイトやアプリなど、さまざまなWebサイトの広告枠に画像・動画で表示される広告のことです。まだそのサービスを知らない層への認知拡大に向いており、リスティング広告とは役割が異なります。 |
| リターゲティング広告 | 過去に自社サイトを訪れたことがあるユーザーに対して、その後別のサイトを見ているときに再度表示する広告のことです。一度興味を持った人に再アプローチできるため、比較的成果につながりやすい手法です。 |
| CPC(クリック単価) | 広告が1回クリックされるごとに発生する費用のことです。表示されただけでは費用が発生せず、クリックされた時点で課金される仕組みの広告で使われる指標です。 |
| CPA(顧客獲得単価) | 問い合わせ・購入など1件の成果を得るためにかかった広告費用のことです。「広告費÷成果数」で計算され、この数値が低いほど効率良く成果を獲得できていることになります。 |
| CPM(インプレッション単価) | 広告が1000回表示されるごとに発生する費用のことです。クリックの有無に関わらず表示回数に応じて課金されるため、認知拡大を目的とした広告でよく使われる指標です。 |
| ROAS(広告費用対効果) | かけた広告費に対して、どれだけの売上が得られたかを示す割合のことです。「売上÷広告費×100」で計算され、100%を超えていれば広告費以上の売上が得られていることになります。 |
| インプレッション | 広告やコンテンツが画面に表示された回数のことです。実際にクリックされたかどうかとは関係なく、単純に「表示された回数」を示します。 |
| コンテンツマーケティング | 記事やお役立ち情報など、有益なコンテンツを発信することで顧客を自然に惹きつけるマーケティング手法のことです。広告のように短期間で効果が出るものではなく、中長期的に資産として積み上がっていく特徴があります。 |
| インバウンドマーケティング | 広告で顧客を追いかけるのではなく、コンテンツやSEOなどを通じて顧客側から見つけてもらう手法のことです。押し売り感が少なく、信頼関係を築きながら顧客を獲得できる点が特徴です。 |
| リードジェネレーション | メールアドレスや電話番号など、見込み顧客(リード)の情報を獲得する活動のことです。資料ダウンロードや無料相談フォームなどが、リードジェネレーションの代表的な施策です。 |
| ナーチャリング | 獲得した見込み顧客に対して、メールマガジンや役立つ情報の提供などを通じて関係を育て、購買意欲を高めていく活動のことです。すぐに購入に至らない顧客を長期的に育成する考え方です。 |
| LTV(顧客生涯価値) | 1人の顧客が、取引を始めてから終えるまでの期間全体でもたらす利益の総額のことです。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客にどれだけ長く利用してもらえるかを重視する際の指標になります。 |
| EFO(入力フォーム最適化) | 問い合わせフォームや申込みフォームの入力しやすさを改善する施策のことです。入力項目を必要最小限に絞る、入力例を表示する、といった工夫でフォームの離脱を減らし、コンバージョン率の改善につなげます。 |
| オウンドメディア | 企業が自社で保有・運営する情報発信メディアのことです。コーポレートサイト内のブログやお役立ち記事のコーナーなどが代表例で、広告費をかけずに継続的な集客資産を築ける手法として注目されています。 |
⑥SNS運用・コンテンツに関する専門用語13選
SNS運用担当者から報告を受けるときや、自社で発信を始めるときに知っておきたい用語です。
| 用語 | 解説 |
| エンゲージメント | いいね・コメント・シェア・保存など、投稿に対するユーザーの反応の総称のことです。単純な表示回数(インプレッション)だけでなく、実際にどれだけ反応してもらえたかを示す、内容の質を測る重要な指標です。 |
| リーチ | 投稿が実際に届いた(表示された)ユーザーの数のことです。同じ人に何度表示されても1人として数えるため、インプレッション(表示回数)とは区別されます。 |
| ハッシュタグ | 「#」の記号をつけて投稿に付与するタグのことです。同じハッシュタグをつけた投稿がまとめて検索・表示されるため、興味を持つユーザーに見つけてもらいやすくなる効果があります。 |
| UGC(ユーザー生成コンテンツ) | 企業ではなく、一般ユーザーが自主的に作成した投稿・写真・レビューなどのコンテンツのことです。実際に利用した人の生の声として信頼されやすく、企業からの発信よりも購買の後押しになることがあります。 |
| インフルエンサー | SNSやブログなどを通じて、多くの人の購買行動や意識に影響を与える発信者のことです。フォロワー数の規模に応じて「マイクロインフルエンサー」など呼び方が分かれ、企業がPRを依頼する際の重要な選定基準になります。 |
| キュレーション | インターネット上に散らばる情報を収集・整理し、独自の視点や価値を加えて発信することです。すべてを自分で書き起こすのではなく、既存の情報を分かりやすくまとめ直す発信スタイルを指します。 |
| アルゴリズム | SNSや検索エンジンが、どの投稿・ページをどの順番で表示するかを決める際に使う計算ルールのことです。定期的に更新されるため、以前は上位に表示されていた投稿が急に表示されにくくなる、といった変化が起こります。 |
| バズる | 投稿が短期間で急速に拡散され、大きな話題になることを指す言葉です。フォロワー以外にも広く見られる状態になりますが、必ずしも良い評判とは限らず、批判的な拡散を指す場合もあります。 |
| インフィード広告 | 記事一覧やSNSの投稿の間に、自然な見た目で表示される広告形式のことです。ユーザーが広告だと気づきにくいデザインになっているため、通常のバナー広告よりもクリックされやすい傾向があります。 |
| note | 文章や画像、音声などを投稿できるコンテンツ配信プラットフォームの一つです。SEOに強いドメインを活用できるため、自社サイトを補完する発信の場として活用される企業も増えています。 |
| ステマ(ステルスマーケティング) | 広告・宣伝であることを隠したまま行う宣伝活動のことです。日本では景品表示法により、広告であることを明示しない投稿を依頼・実施することが規制対象となっているため、企業がSNSでPRを行う際は注意が必要です。 |
| OGP(Open Graph Protocol) | SNSでページのURLがシェアされた際に表示される、画像・タイトル・説明文を指定するための設定のことです。適切に設定していないと、意図しない画像やタイトルで表示されてしまうことがあります。 |
| アーカイブ | 投稿やファイルを削除せず、まとめて保存・整理しておくことです。SNSでは「削除せずに一覧から見えない状態にする」という意味でも使われ、メールやクラウドサービスでも同様の使い方をします。 |
SNS運用や複数ツールの連携で困っている場合は、こちらの記事も参考になります。
⑦サーバー・セキュリティ・システムに関する専門用語20選
サイトの裏側を支える技術的な用語です。数が多いですが、トラブル対応や保守の会話で頻出するため一通り押さえておくと安心です。
| 用語 | 解説 |
| CMS(コンテンツ管理システム) | 専門的なプログラミング知識がなくても、管理画面からWebサイトの文章や画像を更新できる仕組みのことです。CMSを導入していないサイトは、更新のたびに制作会社への依頼が必要になり、コストとスピードの両面で不利になります。 |
| WordPress | 世界中で最も多く利用されている代表的なCMSです。無料で利用でき、拡張機能(プラグイン)が豊富なため、コーポレートサイトからECサイトまで幅広い用途に対応できます。 |
| ドメイン | インターネット上における住所のような役割を持つ文字列のことです(例:web-tantou.com)。会社名やサービス名を含めることが多く、名刺やチラシに記載する重要な情報の一つです。 |
| サーバー | Webサイトのデータを保管し、ユーザーからのアクセスに応じてページを配信するコンピューターのことです。自社で管理するのではなく、レンタルサーバー会社と契約して利用するのが一般的です。 |
| DNS | 「web-tantou.com」のようなドメイン名と、実際にサーバーの場所を示す数字の並び(IPアドレス)を結びつける仕組みのことです。DNSの設定に問題があると、ドメインは正しくてもサイトが表示されないといった不具合が起こります。 |
| SSL(TLS) | ユーザーとサーバーの間でやり取りする通信内容を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんを防ぐ技術のことです。フォームでの個人情報入力など、情報の機密性が求められる場面で特に重要になります。 |
| SSL化(HTTPS化) | サイトにSSLを導入し、URLを「http」ではなく「https」で始まる状態にすることです。SSL化していないサイトは、ブラウザ上で「保護されていない通信です」といった警告が表示され、訪問者の信頼を損なう恐れがあります。 |
| バックアップ | サイトのデータやプログラムを復元できるよう、別の場所にコピーとして保存しておくことです。サイバー攻撃や操作ミスでデータが失われた際、バックアップがあれば元の状態に復旧できます。 |
| アップデート | ソフトウェアやシステムを、機能追加やセキュリティ修正を反映した最新の状態に更新することです。WordPressやプラグインを長期間アップデートしないまま放置すると、後述する脆弱性が生じやすくなります。 |
| 脆弱性 | システムやプログラムに存在するセキュリティ上の欠陥・弱点のことです。放置しておくと、悪意のある第三者がその欠陥を突いて不正アクセスや改ざんを行う対象になってしまいます。 |
| マルウェア | 利用者に害を及ぼす目的で作られた悪意のあるソフトウェアの総称です。コンピューターウイルスやランサムウェアなどが含まれ、サイトに感染すると訪問者にも被害が広がる可能性があります。 |
| フィッシング | 実在する企業やサービスを装った偽サイトやメールを使い、ユーザーからIDやパスワード、クレジットカード情報などをだまし取る詐欺の手法のことです。自社サイトが模倣されるケースもあるため、注意喚起が必要になることがあります。 |
| 二段階認証 | ID・パスワードによる認証に加えて、スマホに送られる確認コードなど、もう1つの認証手段を求めるセキュリティ強化策のことです。パスワードが漏えいした場合でも、不正ログインを防ぐ効果が期待できます。 |
| API | 異なるシステムやサービス同士が、データや機能をやり取りするための共通の窓口のことです。たとえば予約システムと決済サービスをAPIで連携させることで、手作業でのデータ入力を減らすことができます。 |
| プラグイン | CMSなどのシステムに、後から機能を追加できる拡張プログラムのことです。フォーム作成やSEO対策など、目的に応じて様々なプラグインを組み合わせて使いますが、増やしすぎるとサイトの表示速度や安定性に影響することがあります。 |
| キャッシュ | ページの表示速度を上げるため、一度読み込んだデータを一時的に保存しておく仕組みのことです。更新した内容が反映されない場合、古いキャッシュが表示されていることが原因の一つとして挙げられます。 |
| クラウド | 自社でサーバーや機器を用意せず、インターネット経由でデータやサービスを利用できる仕組みのことです。初期費用を抑えて必要な分だけ利用できる点が、中小企業にとってのメリットとされています。 |
| SaaS | インターネット経由で利用できるソフトウェアサービスのことです(例:Chatwork、Slack、freeeなど)。自社のパソコンにインストールする必要がなく、月額料金で必要な機能を利用できる形態が主流です。 |
| IPアドレス | インターネットに接続する機器を識別するために割り振られる番号のことです。サーバーの設定やアクセス制限を行う際に必要になる情報で、ドメインとセットで扱われます。 |
| 常時SSL | 問い合わせフォームなど一部のページだけでなく、サイト全体を暗号化通信(HTTPS)に対応させることです。現在ではサイト全体を常時SSL化することが標準的な対応とされています。 |
まとめ
Web専門用語100選のポイントをまとめます。
・専門用語は「サイト制作」「UI/UX」「SEO」「アクセス解析」「広告」「SNS」「サーバー・セキュリティ」の7ジャンルに整理すると理解しやすい
・すべてを覚える必要はなく、打ち合わせや報告書で出てきたときに調べられる状態にしておけば十分
・略語(CTR・CPA・LTV等)は特に混同しやすいため、意味を1つずつ確認する習慣をつけると安心
・より詳しい個別の用語解説は、ウェブ担さんのWeb用語集ページも参考にしてください
よくある質問(Q&A)
Q. 専門用語をすべて覚えないとWeb担当はできませんか?
A.すべて覚える必要はありません。打ち合わせや報告書で出てきた用語をその場で調べられるようにしておけば、業務は十分に進められます。むしろ「分からない用語をそのままにしない」姿勢の方が重要です。
Q. 制作会社や代理店から専門用語ばかりで説明されて困っています。どうすればいいですか?
A.遠慮せずに「その用語の意味を教えてください」と聞くのが一番です。専門用語を多用して説明する相手より、分かりやすい言葉に言い換えて説明してくれる相手の方が、長期的に付き合いやすいパートナーです。
Q. 100個の用語を全部読むのが大変です。どこから見ればいいですか?
A.まずは自社の課題に近いジャンルから読むのがおすすめです。「SNSを始めたい」なら⑥、「広告のレポートが分からない」なら⑤など、必要なジャンルだけ確認すれば十分です。
専門用語が分からなくても大丈夫。ウェブ担さんにご相談ください
「用語を調べる時間もない」「そもそも何を優先すればいいか分からない」という方は、ウェブ担さんにご相談ください。専門用語を並べるのではなく、分かりやすい言葉でご説明しながら、サイト運用・SEO・広告・SNSまでまるごとサポートします。


