更新日:2026年6月12日
監修者:大森 潤(ウェブ担さん・Web運用担当)
「ホームページを作りたいけど、制作費用はいくらかかるの?」
「見積もりが出てきたけど、高いのか安いのかわからない……」
ホームページ制作費用は、10万円から300万円以上まで幅があります。この差はなぜ生まれるのか、どこで費用が上がるのか——発注側が理解していないと、予算を無駄にするか、逆に安すぎる発注で後悔することになります。
本記事では、ホームページ制作費用の相場を「早見表」でわかりやすく整理したうえで、見積もりを読むときに必ず確認すべきポイントを7つ解説します。外注先を選ぶ前に一読しておくことで、失敗のリスクを大きく下げられます。
| 📌 この記事でわかること
・ホームページ制作費用の相場(サイト種類・依頼先別の早見表) ・制作費用の内訳——何にお金がかかるのか ・見積もりで必ず確認すべき7つのポイント ・費用を抑えながら「使えるサイト」を作るコツ ・Web担当者がよくやる「発注の失敗」3パターン |
ホームページ制作後の運用が不安な方は、ウェブ担さんにご相談ください。更新・SEO・保守を月額定額でまるごと代行します。
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1. ホームページ制作費用の相場【早見表】
まず全体像を把握しましょう。ホームページ制作費用は、サイトの種類・規模・依頼先によって大きく変わります。
| サイトの種類 | ページ数目安 | 制作費用の相場 |
| シンプルな名刺サイト | 3〜5ページ | 5万〜20万円 |
| 中小企業コーポレートサイト | 10〜20ページ | 30万〜150万円 |
| LP(ランディングページ) | 1ページ | 10万〜50万円 |
| サービスサイト・オウンドメディア | 20〜50ページ以上 | 100万〜300万円 |
| ECサイト(カート機能あり) | 多数 | 50万〜500万円以上 |
注意:上記はホームページ制作費用(制作のみ)の目安です。別途かかる費用(サーバー・ドメイン・保守費用など)については Section 2 で後述します。
依頼先別の費用感
| 依頼先 | 費用水準 | 向いているケース |
| フリーランス | ◎低め(5万〜50万円) | 予算を抑えたい・スピード優先 |
| 中小Web制作会社 | ○中程度(30万〜200万円) | バランス重視・SEOも相談したい |
| 大手・マーケ特化会社 | △高め(100万〜500万円〜) | 集客・CV設計まで丸ごと依頼 |
| ノーコードツール(自社制作) | ◎最安(月数千円〜) | コスト最優先・更新を自社でやりたい |
「安いから良い」「高いから良い」は正解ではありません。自社の目的に合った依頼先を選ぶことが、ホームページ制作費用を最適化する第一歩です。
2. ホームページ制作費用の内訳——何にお金がかかるのか
見積もりに記載される主な費用項目は以下の通りです。それぞれの意味を理解しておくと、見積もりの比較が格段にしやすくなります。
① デザイン費
サイト全体のビジュアルデザイン(レイアウト、色味、フォントなど)にかかるホームページ制作費用です。オリジナルデザインを0から作るか、テンプレートを使うかで大きく変わります。
・テンプレート利用:デザイン費が大幅に下がる
・フルオリジナルデザイン:ページ数が多いほど費用が跳ね上がる
② コーディング費(実装費)
デザインをHTMLやCSS、JavaScriptに変換してブラウザで表示できる状態にする作業です。レスポンシブ対応(スマホ表示最適化)の有無によっても費用が変わります。
③ ライティング費(テキスト制作)
ページに掲載するテキストをライターが作成する費用です。「テキスト支給」の場合は発生しませんが、制作会社が一から書く場合は1ページ1万〜5万円程度かかることがあります。
費用を下げようとして「テキストは自分で用意します」と言うと、後からスケジュールが遅延するケースが多発します。ライティングのリソースが自社にあるか確認してから判断しましょう。
④ CMS構築費
WordPress等のCMSを使ってサイトを作る場合、CMS自体のカスタマイズや管理画面の設定にかかる費用です。「公開後に自社で記事を更新したい」という場合は必須の費用になります。
⑤ SEO初期設定費
タイトル・メタディスクリプションの設定、サイト構造の最適化、Googleサーチコンソールの設定など、SEO観点での初期整備にかかる費用です。集客目的のサイトで省略されていたら要注意です。
⑥ 別途かかるランニングコスト
ホームページ制作費用に含まれないことが多い継続的なコストがあります。制作費30万円でも、その後に年間10〜20万円のランニングコストがかかる可能性があります。
| 項目 | 目安費用(年間) | 備考 |
| サーバー費用 | 1万〜5万円/年 | レンタルサーバーの場合 |
| ドメイン費用 | 1,000〜2,000円/年 | .co.jp は高め |
| SSL証明書 | 無料〜数万円/年 | Let’s Encryptなら無料 |
| 保守・更新費用 | 1万〜5万円/月 | 制作会社に依頼する場合 |
| セキュリティ対策費 | 別途 | プラグインや定期診断 |
| 📌 5年間の総コストで比較する視点を持ちましょう
制作費:50万円(一度きり) 運用費:月3万円 × 60ヶ月(5年) = 180万円 → トータル230万円。制作費より運用コストの方が長期では大きくなります。 |
3. ホームページ制作費用の見積もりで確認すべき7つのポイント
「安い制作費用の見積もりが来た」と飛びつく前に、以下の7点を必ず確認してください。
ポイント① レスポンシブ対応(スマホ表示)は含まれているか
2026年現在、スマートフォンからの流入が全体の60〜70%を占めるサイトが大半です。「スマホ対応は別途費用」という見積もりは論外ですが、意外と多いのが実態です。
確認するべき質問:「スマートフォン・タブレットのレスポンシブ対応はホームページ制作費用に含まれていますか?」
ポイント② SEO初期対策は含まれているか
せっかく費用をかけてホームページを制作しても、Googleに正しくインデックスされなければ意味がありません。以下の項目が含まれているか確認しましょう。
・各ページのタイトル・メタディスクリプションの設定
・Googleサーチコンソール・GA4の導入
・サイトマップ(sitemap.xml)の作成・送信
・h1タグ・ページ構造の最適化
ポイント③ 公開後の「修正対応」の範囲はどこまでか
制作会社によって、公開後の修正対応の範囲が大きく異なります。「公開後の修正は有償」「初回修正は〇回まで無料」など、契約前に明確にしておくことが重要です。
口頭での合意はトラブルのもとです。修正範囲・費用・対応期間は必ず書面(契約書・発注書)で確認してください。
ポイント④ コンテンツ(テキスト・画像)は誰が用意するか
「制作会社がすべてやってくれる」と思っていたら、「テキストはお客様でご用意ください」と言われた——これはよくあるすれ違いです。見積もりに何が含まれていて、何が含まれていないかを最初に確認しましょう。
ポイント⑤ CMSで自社更新できるか
「更新のたびに制作会社に依頼して費用が発生する」という状況は、長期的に見てコストがかさみます。WordPressなどのCMSを使い、自社でページの追加・更新ができる構成になっているか確認しましょう。
ウェブ担さんでは、公開後の運用まで見越したCMS構成の提案を行っています。「作って終わり」にならない設計を大切にしています。
ポイント⑥ 著作権・所有権はどちらに帰属するか
制作物(デザイン・コード・画像など)の著作権・所有権が発注側(自社)に帰属するのかを確認しましょう。「制作会社に帰属する」という契約の場合、他社への乗り換えや改変が制限される可能性があります。
ポイント⑦ 制作会社の実績・SEO知見を確認する
ホームページ制作費用が安くても、「作ること」しかできない制作会社に依頼すると、見た目はきれいでも集客できないサイトになりがちです。以下の点を確認しましょう。
・類似業種・規模のサイト制作実績があるか
・SEOやWebマーケティングについての知識・提案があるか
・公開後の運用サポートの体制があるか
「ポートフォリオがきれい」だけで選ぶのは危険です。見た目と集客力は別物です。
4. ホームページ制作費用を抑えながら「使えるサイト」を作るコツ
制作費用を抑えたい場合でも、削ってはいけない部分と削っても大丈夫な部分があります。
| 項目 | 削っても良い? | 理由 |
| アニメーション・演出 | ○ 削れる | 見栄えより中身が大事 |
| ページ数(最初は必要最低限) | ○ 絞れる | 後から追加できる |
| フルオリジナルデザイン | △ 要検討 | テンプレ活用でコスト削減可 |
| レスポンシブ対応 | ✕ 削れない | スマホ非対応は致命的 |
| SEO初期設定 | ✕ 削れない | ないと検索に引っかからない |
| GA4・サーチコンソール導入 | ✕ 削れない | 数値が取れないと改善できない |
ホームページ制作費用を削減する具体的な方法
・テキスト・写真は自社で用意する(ライティング費・撮影費を削減)
・WordPress+有料テーマを活用する(デザイン費を大幅削減)
・最初は必要最低限のページ数でリリースし、運用しながら追加する
・複数の制作会社・フリーランスから相見積もりを取る(最低3社)
5. ホームページ制作費用でよくある「発注の失敗」3パターン
失敗①:「とにかく安い制作費用のところ」に発注して後悔
格安で発注したら、スマホ非対応・SEO設定なし・公開後は連絡が取れない——という体験談は珍しくありません。ホームページ制作費用だけで選ばず、アフターサポートや実績を必ず確認しましょう。
失敗②:「完成してから」改善しようとする
「まず作ってもらって、反応を見てから直せばいい」という発想は、リニューアルという二重のコストを生みます。最初の設計段階でSEO・導線・CVを意識しておくことが重要です。
失敗③:「制作会社に全部おまかせ」にする
制作のプロであっても、自社のビジネスのプロではありません。「どんな人に来てほしいか」「何をしてほしいか」「競合との違いは何か」は、発注側が主導して伝えるべき情報です。
ウェブ担さんでは、制作前の「ヒアリング・設計」に特に時間をかけます。作り始める前に戦略が固まっていることが、集客できるサイトの条件だと考えています。
まとめ:ホームページ制作費用よりも「目的と設計」が先
ホームページ制作費用は、目的・規模・依頼先によって大きく変わります。「いくらかかるか」よりも先に考えるべきは、「何のために作るか」です。
| チェック項目 | 確認 |
| サイトの目的(問い合わせ獲得 / 採用 / EC等)が明確か | □ |
| ターゲットユーザーが明確か | □ |
| SEO・GA4設定が見積もりに含まれているか | □ |
| スマホ対応(レスポンシブ)が含まれているか | □ |
| 公開後の修正範囲・費用が明確か | □ |
| 著作権が自社に帰属するか | □ |
| 制作会社の実績・SEO知見を確認したか | □ |
| 相見積もりを3社以上から取ったか | □ |
このチェックリストをクリアしたうえで発注すれば、ホームページ制作費用で「失敗した」と感じるリスクを大幅に下げることができます。
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