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GA4の使い方【2026年最新】〜初期設定から毎週見るべき指標まで解説〜

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GA4の使い方【2026年最新】〜初期設定から毎週見るべき指標まで解説〜

更新日:2026年6月14日
監修者:大森 潤(ウェブ担さん・Web運用担当)

「GA4を入れたけど、どこを見れば何がわかるのかさっぱりわからない」
「セッション数は見ているけど、それで何を改善すればいいのかわからない」

これはGA4あるある悩みのトップ2です。導入率は上がっているのに、「なんとなく見ているだけ」で終わっているWeb担当者が非常に多いのが実態です。

実際にウェブ担さんのお客様にも、「入れてはみたけど、見方が分からず放置状態…」というお悩みを持たれている方が多いです。

この記事では、GA4の初期設定から「実際に何を見て、何を意思決定に使うか」までを、Web担当者の実務視点で解説します。Googleの説明書ではなく、「自社サイトを改善するためのGA4活用ガイド」として書きました。

 

 

📌 この記事でわかること

 

・GA4とユニバーサルアナリティクス(旧GA)の違い

・GA4導入後にやるべき初期設定6ステップ

・Web担当者が「毎週確認すべき3つの指標」

・GA4のコンバージョン設定のやり方と注意点

・GA4×サーチコンソール連携で検索流入を分析する方法

・よくあるGA4の誤読・落とし穴

 

GA4の設定や分析にすぐ取りかかる時間がない方は、ウェブ担さんに初期設定から分析レポートまでまるごとお任せください。

 

▶ 無料相談はこちら

1. GA4とは?旧GAとの違いを「結論だけ」整理する

 

GA4(Google Analytics 4)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。2023年7月に旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)が終了し、現在はGA4が唯一の標準です。

 

「旧GAと何が違うの?」という疑問に、実務で重要な点だけ答えます。

 

比較項目 旧GA(UA) GA4
データの単位 セッション(訪問)中心 イベント(行動)中心
コンバージョン 「目標」として設定 「キーイベント」として設定
セッション数の定義 30分無操作でリセット 同じく30分だが計算方法が異なる
直帰率 最初のページで離脱した割合 廃止→「エンゲージメント率」に変更
データ保持期間(デフォルト) 無制限(有料版) 最大14ヶ月
クロスデバイス分析 △ 弱い ○ Googleシグナルで対応

 

「直帰率が消えた」「セッション数が減った」はGA4移行あるあるです。数値の意味が変わっているだけで、サイトの状態が悪化したわけではありません。旧GAと同じ感覚で見ると誤判断します。

 

2. GA4導入後にやるべき初期設定6ステップ

 

「タグを貼れば終わり」ではありません。初期設定が不完全なまま使い続けると、見ている数値が実態と大きくズレることがあります。

 

 

Step 1:データ保持期間を「14ヶ月」に変更する

 

GA4のデフォルトのデータ保持期間は2ヶ月です。このまま放置すると、過去データとの比較ができなくなります。導入直後に必ず変更してください。

設定場所:管理 → データの収集と設定 → データの保持 → 「14ヶ月」に変更

これは導入直後に必ずやるべき設定No.1です。あとから変更しても、過去のデータは遡って復元できません。

 

 

Step 2:内部トラフィックを除外する

 

自社のIPアドレスからのアクセスが計測に含まれると、数値が実態より多く見えます。特に社内からの確認アクセスが多い場合は必須の設定です。

設定場所:管理 → データストリーム → タグ設定 → 内部トラフィックの定義 → IPアドレスを追加

設定後、「データフィルタ」から「内部トラフィック」を有効化するのを忘れずに。

 

 

Step 3:サーチコンソール(Google Search Console)と連携する

 

GA4単体では「検索でどんなキーワードで来たか」がわかりません。サーチコンソールと連携することで、検索流入の分析が大幅に強化されます。

設定場所:管理 → サービスのリンク → サーチコンソールのリンク → アカウントを選択して連携

連携後、「レポート → 集客 → サーチコンソール」からキーワード別のデータが見られるようになります。

 

 

 

Step 4:コンバージョン(キーイベント)を設定する

 

「何件問い合わせが来たか」「何件資料請求があったか」を計測するための設定です。これがないと、アクセス数しか見られない状態になります。詳しい設定方法は Section 4 で解説します。

 

 

Step 5:Googleシグナルをオンにする

 

Googleアカウントにログインしているユーザーについて、複数デバイスをまたいだ行動を追跡できるようになります。ユーザーの実態をより正確に把握するための設定です。

設定場所:管理 → データの収集と設定 → データの収集 → Googleシグナルのデータ収集をオン

Googleシグナルをオンにすると、少人数のセグメントでデータが「しきい値」によって非表示になるケースがあります。小規模サイトでは逆に分析しにくくなる場合もあるため、状況に応じて判断を。

 

 

 

Step 6:GTM(Googleタグマネージャー)経由の場合は動作確認を

 

GTMでGA4タグを設置している場合、タグが正しく発火しているかを「GTMのプレビューモード」と「GA4のリアルタイムレポート」を使って確認します。

確認手順:

 

・GTM管理画面 → 「プレビュー」をクリック

・計測したいサイトを開く

・GA4の管理画面 → 「レポート → リアルタイム」でユーザーが表示されるか確認

 

設定項目 優先度 所要時間目安
データ保持期間を14ヶ月に変更 ★★★ 最優先 3分
内部トラフィックの除外 ★★★ 最優先 10分
サーチコンソールとの連携 ★★☆ 早めに 5分
コンバージョン設定 ★★★ 最優先 15〜30分
Googleシグナルのオン ★☆☆ 余裕があれば 3分
GTMでの動作確認 ★★☆ 早めに 15分

 

3. GA4で毎週確認すべき3つの指標

 

GA4には指標が多すぎて、「どれを見ればいいかわからない」という状態になりがちです。まずはこの3つに絞って週次でチェックする習慣をつくることをおすすめします。

 

 

 

指標① セッション数の推移(前週・前月比)

 

 

サイト全体の「集客量」を示す最も基本的な指標です。

確認場所:レポート → 集客 → トラフィック獲得

チェックするべきポイントは「急激な増減がないか」です。

 

・急増している場合:バズ・被リンク獲得・広告効果の可能性

・急減している場合:Googleアップデートの影響・広告停止・技術的問題の可能性

 

前週比ではなく「前年同週比」で見ることが重要です。曜日・季節性の影響を排除できます。GA4では比較期間の設定が可能です。

 

 

🔗 関連記事:

SEO対策初心者ガイド|今日から始める5つのステップと無料ツールを解説  Organic Searchを増やすSEO対策の始め方はこちらで詳しく解説しています 。

 

 

 

指標② チャネル別の流入内訳

 

 

「どこから来ているか」を把握することで、どの施策が効いているかがわかります。

確認場所:レポート → 集客 → トラフィック獲得 → セッションのデフォルトチャンネルグループ

 

チャネル名 意味 増やすための施策
Organic Search 自然検索(SEO)からの流入 SEO対策・コンテンツ強化
Paid Search リスティング広告からの流入 広告運用の最適化
Direct 直接アクセス・ブックマーク等 ブランド認知向上
Organic Social SNSからの自然流入 SNS運用
Referral 他サイトからのリンク経由 被リンク獲得・PR
Email メルマガ等からの流入 メール施策

 

「Direct」が異常に多い場合は、広告やSNSにUTMパラメータ(計測タグ)が設定されていない可能性があります。「なぜかDirectが多い」と感じたら、各施策のURL設定を見直しましょう。

 

 

指標③ キーイベント数(コンバージョン数)

 

 

確認場所:レポート → エンゲージメント → コンバージョン

「何件の問い合わせが来たか」「どのページ経由で来たか」を確認します。コンバージョンが設定されていれば、最も重要な指標です。

 

週次でコンバージョン数を記録し、「増えている/減っている」の傾向を追うことで、施策の効果を判断できます。

 

この3指標を週1回ExcelかスプレッドシートEに記録するだけで、「数字で話せるWeb担当者」になれます。毎月の報告資料も格段に楽になります。

 

 

 

4. GA4のコンバージョン設定方法と注意点

 

GA4でコンバージョン(キーイベント)を設定する方法は主に2つあります。

 

 

方法A:サンクスページを使った設定(最もシンプル)

 

 

問い合わせ完了後に表示される「サンクスページ(/contact/thanks など)」へのアクセスをコンバージョンとして計測する方法です。

設定手順:

 

1.GA4管理画面 → 「イベント」を開く

2.「イベントを作成」をクリック

3.条件:page_location に「/thanks」等のURLを含む形で設定

4.作成したイベント名を「キーイベントとしてマーク」する

 

サンクスページのURLが毎回変わる仕様(パラメータが付く等)の場合は、条件の設定を「含む(contains)」にする必要があります。

 

 

方法B:GTMでボタンクリックを計測する

 

 

サンクスページが存在しない場合(電話番号クリック・チャット起動など)に使う方法です。GTMのトリガー設定が必要になります。

設定の流れ:

 

5.GTMで「クリック → すべてのクリック」のトリガーを作成

6.計測したいボタンのCSSクラスやIDを条件に指定

7.「GA4イベント送信」タグを作成し、先のトリガーに紐付ける

8.GA4でそのイベント名をキーイベントとしてマーク

 

計測したいCV 推奨方法 難易度
問い合わせフォーム送信 サンクスページ計測(方法A) ★☆☆
資料ダウンロード サンクスページ or GTMクリック計測 ★★☆
電話番号クリック GTMクリック計測(方法B) ★★☆
外部リンク遷移 GTMクリック計測(方法B) ★★☆
スクロール深度 GA4の組み込みイベントを活用 ★☆☆

 

5. GA4×サーチコンソール連携で検索流入を深掘りする

GA4とGoogleサーチコンソール(GSC)を連携すると、「どのキーワードで検索して来たユーザーが、どんな行動をとったか」まで見えるようになります。

 

 

連携後に見られるようになるデータ

 

指標 何がわかるか 活用場面
検索クエリ どんなキーワードで流入しているか SEOキーワード戦略の見直し
表示回数 検索結果に表示された回数 上位表示できているかの確認
クリック率(CTR) 表示→クリックされた割合 タイトル・メタディスクリプション改善
平均掲載順位 検索結果での平均順位 優先的に強化すべきページの特定

 

 

実務での使い方:「もったいないキーワード」を見つける

 

最も実践的な使い方が「CTRが低いのに表示回数が多いキーワード」の発見です。

手順:

9.レポート → 集客 → サーチコンソール → 検索クエリ

10.「表示回数」で降順ソート

11.表示回数が多いのにCTRが低い(3%未満が目安)キーワードを特定

12.そのキーワードが含まれるページのタイトル・メタディスクリプションを見直す

 

表示回数が多い=「Googleはそのキーワードで評価してくれている」状態です。あとはクリックしてもらえるタイトルに改善するだけで流入が増えます。コストゼロで効果が出るSEO改善の王道です。

 

表示回数が多い=「Googleはそのキーワードで評価してくれている」状態です。あとはクリックしてもらえるタイトルに改善するだけで流入が増えます。コストゼロで効果が出るSEO改善の王道です。

 

6. Web担当者がよくやるGA4の誤読・落とし穴5選

 

 

誤読① 「セッション数が減った=サイトが悪化した」

 

GA4とUAではセッションの計算方法が異なります。GAをGA4に移行した直後にセッション数が大きく減ったように見えるのは、数え方の変更による場合がほとんどです。旧GAの数値と単純比較しないでください。

 

 

誤読② 「エンゲージメント率が高い=良いページ」は必ずしも正しくない

 

エンゲージメント率は「10秒以上の滞在 or コンバージョン or 2ページ以上閲覧」のいずれかを満たしたセッションの割合です。長時間滞在していても離脱率が高い場合は、ユーザーが情報を見つけられていないケースもあります。

 

 

誤読③ 「コンバージョン数がいきなり増えた」→設定ミスを疑う

 

イベントの設定ミスで、同じユーザーの行動が二重・三重にカウントされていることがあります。コンバージョン数が急増したときは、まず設定を確認しましょう。

 

 

誤読④ 「Direct(直接)が急増」→実はパラメータ設定漏れ

 

SNSや広告のURLにUTMパラメータが設定されていないと、そこからの流入がすべて「Direct」に分類されます。「なぜかDirectが多い」と感じたら、各施策のURL設定を見直しましょう。

 

 

誤読⑤ 「ユーザー数とセッション数の混同」

 

ユーザー数は「何人来たか」、セッション数は「何回訪問されたか」です。1人のユーザーが3回訪問すると、ユーザー数は1、セッション数は3になります。レポートで「どちらを見ているか」を意識しないと誤判断につながります。

 

7. ウェブ担さん推奨:GA4活用ロードマップ

 

「何から始めればいいかわからない」という担当者向けに、段階別のロードマップを整理しました。

 

フェーズ やること 目標状態
Phase 1 導入直後 初期設定6ステップを完了 / コンバージョン設定 正確なデータが取れている状態
Phase 2 1〜2週間後 週次3指標の確認ルーティン開始 / サーチコンソール連携 毎週数字を見る習慣ができた状態
Phase 3 1ヶ月後 チャネル別のCV数を確認 / 流入キーワードのCTR改善着手 データに基づいた改善提案ができる状態
Phase 4 3ヶ月後 探索レポートでファネル分析 / GA4×広告データの統合分析 施策の優先順位をデータで説明できる状態

 

Phase 1〜2だけでも、「なんとなく見ている」から「目的を持って見る」状態に変われます。まずPhase 2の完了を3ヶ月以内の目標にしましょう。

 

 

 

まとめ:GA4は「設定して終わり」ではなく「習慣化」がすべて

GA4は強力なツールですが、入れただけでは何も変わりません。大切なのは、「毎週決まった指標を確認して、改善につなげる」という習慣です。

 

今日から始める3つのアクションを再掲します。

 

アクション 所要時間 効果
データ保持期間を14ヶ月に変更する 3分 過去データとの比較が可能になる
コンバージョン(キーイベント)を設定する 15〜30分 成果数値が見えるようになる
週1回、セッション数・流入チャネル・CV数を記録する 15分/週 改善施策の根拠ができる

 

 

「まず何か1つ」始めることが大切です。全部いっぺんにやろうとすると何もできません。今週中にデータ保持期間の変更だけでも完了させてください。

 

「設定してみたけど本当に合っているか不安」「GA4を見てどんな改善をすればいいか教えてほしい」——ウェブ担さんでは、GA4の初期設定代行から、月次レポーティング、分析結果をもとにした改善提案まで、Web担当者の「右腕」として動きます。

 

 

 

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