「Googleで会社名を検索すると、ネガティブな記事が上位に出てくる」
「根拠のない悪評や誹謗中傷が書き込まれたサイトが検索上位にあって困っている」
「逆SEO対策という言葉を聞いたが、何をすれば自社の評判を守れるのかわからない」
インターネット上の情報は、一度広まると半永久的に残り続けます。事実と異なる批判・古い情報に基づく低評価・競合や悪意ある第三者による誹謗中傷が検索結果の上位に表示され続けることは、採用・受注・融資など企業活動のあらゆる場面に悪影響を与えます。こうした状況に対処するための施策が「逆SEO対策」です。
この記事では、逆SEO対策の意味・目的・正当な手法・やってはいけないNG行為・費用相場・外注する際の判断基準まで、初心者にも理解しやすく体系的に解説します。
更新日:2026年6月17日
監修者:藤田 真季(ウェブ担さん・マーケティング担当)
逆SEO対策とは何か——「上位表示させる」の逆を行う施策
逆SEO対策(ぎゃくSEO・リバースSEO)とは、自社・自分に関するネガティブな情報が掲載されているWebページの検索順位を下げることを目的とした施策です。「ネガティブSEO対策」「風評被害対策」「ORM(Online Reputation Management:オンライン評判管理)」とも呼ばれます。
通常のSEOが「自社サイトを検索結果の上位に表示させること」を目的とするのに対し、逆SEO対策は「自社にとって不利益なページを検索結果で目立たなくすること」を目的とします。
逆SEOが必要になる主なケース
| ケース | 具体的な状況 |
| 誹謗中傷・デマ | 事実無根・根拠のない批判・デマが書き込まれたページが上位表示されている |
| 口コミサイトの低評価 | 食べログ・Google マップ・転職口コミサイトの低評価ページが会社名検索で上位に出る |
| 古い・誤った情報 | 過去のトラブル・すでに解決済みの問題が現在も上位表示され続けている |
| 競合・悪意ある第三者による工作 | 競合他社や意図的に自社を貶めようとする第三者が作成したネガティブページ |
| 個人情報・プライバシーの露出 | 個人の住所・電話番号・過去の写真などが掲載されたページ |
逆SEOとネガティブSEOの違い
「逆SEO」と「ネガティブSEO」は似た言葉ですが、文脈によって意味が異なります。
・逆SEO(リバースSEO):自社の防御のために「自社に関するネガティブページの順位を下げる」施策。防御的・正当な目的で使われることが多い
・ネガティブSEO(Negative SEO):悪意を持って競合他社のサイトに低品質なリンクを大量に送り、検索順位を下落させようとする攻撃的な施策。Googleのガイドライン違反
本記事で解説するのは「自社を守るための逆SEO対策」です。競合サイトを攻撃するためのネガティブSEOは違法・ガイドライン違反であり、ウェブ担さんでは一切推奨しません。
逆SEO対策を実施する前に試すべきこと——根本解決を先に考える
逆SEO対策は「検索順位を下げる」ことを目指しますが、そもそもネガティブなページ自体を削除できれば問題は根本から解決します。逆SEOを実施する前に、まず以下のアプローチを検討してください。
ステップ①:サイト運営者への削除依頼
誹謗中傷・虚偽情報が掲載されているページの運営者に対して、直接削除を依頼します。多くのサイトにはお問い合わせフォームやコメント削除機能があります。「事実に反する情報が含まれている」「プライバシーを侵害している」などの具体的な理由を添えて丁寧に依頼することで、削除に応じてもらえるケースがあります。
ステップ②:Googleへの削除申請
以下に該当するコンテンツは、Googleの削除ツールから申請することで検索結果からの非表示・削除を申請できます。
・個人情報(住所・電話番号・氏名)が本人の同意なく掲載されているページ
・非合意のわいせつ画像・プライバシー侵害コンテンツ
・著作権を侵害しているコンテンツ(DMCA申請)
・フィッシング詐欺・マルウェアを含む危険なサイト
Googleの削除申請はすべての場合に有効ではなく、対象外のコンテンツについては却下されることがあります。また申請が通っても「インデックスからの削除」であり、元のページ自体が消えるわけではありません。詳しくはGoogle公式の削除申請ページで確認してください。
ステップ③:弁護士・法的手段による削除請求
誹謗中傷・名誉毀損・プライバシー侵害が明確な場合は、弁護士に相談して法的な削除請求や発信者情報開示請求を行う方法があります。特にプロバイダ責任制限法の改正(2022年施行)により、発信者の特定手続きが簡素化されており、誹謗中傷加害者への法的対応がしやすくなっています。
これらの方法で削除が難しい場合・削除に時間がかかる場合に、逆SEO対策として「検索順位を下げて目立たなくする」アプローチを並行して進めます。
逆SEO対策の具体的な手法5選——正当なアプローチで検索順位を押し下げる
逆SEO対策の基本的な考え方は「ネガティブページを直接操作して順位を下げる」のではなく、「自社の有益なポジティブコンテンツを大量に作って検索結果を埋める」ことです。これはGoogleのガイドラインに沿った正当なアプローチです。
手法①:自社サイトの複数ページを上位表示させる(最も基本的な方法)
「会社名で検索したときに自社の公式サイトのページが複数表示される」状態を作ることが、逆SEO対策の出発点です。トップページだけでなく、会社概要・サービスページ・採用ページ・社長紹介ページ・実績ページなど、複数のページをSEO最適化することで、検索結果1ページ目が自社のポジティブなページで埋まる状態を目指します。
特に有効なのは「会社名+〇〇」という複合キーワードでの対応です。「〇〇株式会社 評判」「〇〇会社 口コミ」「〇〇サービス 費用」のような検索に対して、自社の正式な情報が上位に表示されるよう設計します。
手法②:SNS公式アカウントを開設・充実させる
X(旧Twitter)・Facebook・Instagram・LinkedInなどのSNSアカウントは、会社名検索の際に検索結果に表示されやすい傾向があります。SNS公式アカウントを開設し、プロフィールを充実させ、定期的に投稿することで、検索結果にSNSページが表示され、ネガティブページを1ページ目から押し出す効果があります。
手法③:外部メディア・プレスリリースへの掲載を増やす
業界メディアへの取材・寄稿・PR TIMESなどのプレスリリース配信サービスの活用により、権威性の高い外部サイトに自社のポジティブな情報を掲載します。これらの外部ページが会社名検索で上位表示されれば、ネガティブページが相対的に下位に押し出されます。
手法④:Googleビジネスプロフィール・Googleマップの最適化
Googleビジネスプロフィール(旧Google マイビジネス)は会社名検索で最上部に表示されるため、最適化することで検索結果の占有率を高められます。正確な情報の記入・写真の充実・クチコミへの丁寧な返信を継続することで、Googleビジネスプロフィール自体が信頼性の高い情報源として機能します。
手法⑤:ブログ・コンテンツの継続発信
自社のサービス・業種に関連するブログ記事・Q&Aコンテンツを継続発信することで、自社サイトのページが検索結果に多数表示される状態を作ります。特に「会社名+サービス名」「〇〇 専門家」「〇〇 ノウハウ」などのキーワードで自社コンテンツが上位表示されると、ネガティブページが目立たなくなります。
| 手法 | 効果の出やすさ | 難易度 | 費用目安 |
| 自社サイトの複数ページSEO最適化 | ★★★ 最も効果的 | 中 | 月3〜15万円(代行の場合) |
| SNS公式アカウントの開設・充実 | ★★☆ 比較的早く効果あり | 低 | 無料〜月数万円 |
| 外部メディア掲載・プレスリリース | ★★☆ 権威性が高い | 中 | 配信費:1本3〜10万円 |
| Googleビジネスプロフィールの最適化 | ★★★ ローカル検索に効果大 | 低 | 無料 |
| ブログ・コンテンツの継続発信 | ★★☆ 中長期で蓄積効果 | 中〜高 | 月5〜30万円(代行の場合) |
| 📌 「会社名で検索するとネガティブページが出てくる」というお悩みはありませんか?
ウェブ担さんでは、自社のポジティブコンテンツを増やしSNS・外部メディア・プレスリリースを活用した正当な逆SEO対策をサポートしています。 |
逆SEO対策でやってはいけないNG手法——Googleペナルティ・法的リスクがある施策
逆SEO対策を調べると「スパム的な手法」を紹介しているサービスや情報に出会うことがあります。こうした手法はGoogleのガイドライン違反・法的リスクを伴うため、絶対に行わないでください。
NG①:ネガティブページへの低品質なスパムリンクの送付
「ターゲットのネガティブページに大量のスパムリンクを送り、Googleにスパムと判断させて順位を下げる」手法は、Googleのガイドライン違反です。Googleのスパムブレイン(スパム検知アルゴリズム)はこうした不自然なリンクパターンを検知し、操作を行った側(自社)がペナルティを受けるリスクがあります。
NG②:コンテンツの無断コピーによるサイト作成
ネガティブページのコンテンツをコピーした別サイトを作り「Googleがコピーコンテンツと判断して元のページを下げる」という手法は、著作権侵害に該当する可能性があります。また、Googleはオリジナルコンテンツを特定する技術を持っており、意図通りに機能しないケースがほとんどです。
NG③:虚偽の口コミ投稿・評価の操作
自社の口コミサイトに虚偽の高評価を大量投稿する、または競合・ネガティブサイトに虚偽の低評価を投稿する行為は、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)に抵触する可能性があります。Googleもサクラレビューの検知技術を強化しており、発覚した場合の社会的ダメージは非常に大きいです。
NG④:SEO業者への「ネガティブSEO攻撃」の依頼
「競合サイトの順位を下げます」「ネガティブページを削除します(100%保証)」という業者に依頼することには注意が必要です。Googleに対する順位操作の保証は技術的に不可能であり、スパム手法を行う業者に依頼することで自社がペナルティを受けるリスクがあります。
| NG手法 | リスク |
| スパムリンクの送付 | Googleペナルティ・自社サイトの順位下落 |
| コンテンツの無断コピー | 著作権侵害・法的リスク |
| 虚偽口コミの投稿 | 景品表示法違反・社会的信用の失墜 |
| 「削除保証」業者への依頼 | 費用損失・ペナルティリスク |
自社が逆SEO(ネガティブSEO攻撃)の被害を受けた場合の対処法
競合他社や悪意ある第三者が自社サイトに対してネガティブSEO攻撃(大量のスパムリンク送付など)を行うケースもあります。「突然自社サイトの順位が大幅に下落した」「不審な大量被リンクが確認された」という場合は、攻撃を受けている可能性があります。
ネガティブSEO攻撃に気づくためのモニタリング方法
・Googleサーチコンソールの被リンク確認:「リンク → 外部リンク」で突然の不自然な被リンク増加がないか確認する
・検索順位の監視:サーチコンソールの「検索パフォーマンス」で主要キーワードの順位推移を確認する
・Ahrefsなどの被リンク分析ツール:新規被リンクの質・ドメインの信頼性を確認する
攻撃を受けた場合の対処ステップ
1. Googleサーチコンソールで被リンクを確認・リストアップする
2. 明らかに低品質・スパム的なリンク元ドメインをリストアップする
3. Googleの「リンクの否認ツール」を使ってスパムリンクを否認申請する
4. Googleサーチコンソールで「マニュアルアクション(ペナルティ通知)」がないか確認する
5. マニュアルアクションが届いている場合は、対処後に「再審査リクエスト」を送る
被リンクの否認ツールは強力ですが、誤操作すると正常な被リンクまで否認して自社のSEO評価を下げるリスクがあります。不安な場合は専門家に依頼することを推奨します。
逆SEO対策の費用相場と外注先の選び方——悪徳業者に騙されないために
逆SEO対策を外部に依頼する場合の費用感と、信頼できる外注先の選び方を整理します。
逆SEO対策の費用相場
| 対応内容 | 費用目安 | 期間目安 |
| 削除依頼代行(サイト運営者への連絡) | 3〜10万円(1件) | 1〜4週間 |
| Google削除申請代行 | 3〜10万円 | 数週間〜数ヶ月 |
| SEO対策によるポジティブページ構築(コンテンツ制作・SNS運用) | 月5〜30万円 | 3〜12ヶ月 |
| 風評被害対策・ORM専門会社への依頼 | 月10〜100万円 | 6〜24ヶ月 |
| 弁護士による法的削除請求 | 30〜100万円(着手金+成功報酬) | 数ヶ月〜1年以上 |
外注先を選ぶ際の3つの確認ポイント
・「100%削除保証」「必ず1ページ目から消えます」という業者には依頼しない:Googleの検索順位を100%コントロールする方法は存在しない。このような約束をする業者はスパム手法を使う可能性が高い
・正当な手法を明示しているか確認する:「ポジティブコンテンツの構築」「削除申請代行」「法的対応サポート」などGoogleのガイドラインに沿った手法を説明しているか
・実績・事例が公開されているか確認する:過去の支援実績・対応事例を公開している会社は信頼性が高い
被害の深刻度による対応先の選び方
| 被害の状況 | 推奨する対応先 |
| 口コミサイトの低評価・SNSでの誹謗中傷 | Web運用代行(ポジティブコンテンツ強化)+削除依頼 |
| 特定サイトに事実無根の情報が掲載 | 弁護士への相談(発信者情報開示・削除請求) |
| 複数サイトで大規模な風評被害が発生 | ORM専門会社+弁護士の連携対応 |
| 自社サイトがネガティブSEO攻撃を受けた疑い | SEO専門家・Web運用代行(被リンク否認・SEO回復) |
逆SEO対策にウェブ担さんが貢献できること——風評被害から自社を守るWebコンテンツ強化
逆SEO対策の本質は「自社のポジティブなコンテンツを継続的に増やして、ネガティブなページを検索結果で目立たなくすること」です。ウェブ担さんでは、この正当なアプローチを月額定額のWeb運用代行として継続的にサポートしています。
ウェブ担さんが逆SEO対策で担当できる業務
| 業務内容 | 逆SEOへの効果 |
| 自社サイトの各ページSEO最適化 | 会社名検索で自社ページが複数表示される状態を作る |
| ブログ・Q&Aコンテンツの継続制作 | 自社に関するポジティブなページ数を増やす |
| SNS公式アカウント開設・運用代行 | SNSページが検索結果に表示されてネガティブページを押し出す |
| Googleビジネスプロフィールの最適化 | 会社名検索の最上部を自社正式情報で占有する |
| プレスリリース作成・配信サポート | 権威性の高い外部ページに自社ポジティブ情報を掲載 |
| 月次レポート・施策改善提案 | 検索結果の変化を数値で確認しながら対策を継続 |
「何から始めればいいかわからない」状態からでも対応できます
「会社名検索の結果が心配だが、何をすれば改善するかわからない」という段階からでもウェブ担さんにご相談いただけます。まず現状の検索結果を診断し、優先すべき対応をご提案します。法的な削除請求が必要な場合は、弁護士との連携をご案内することも可能です。
まとめ
逆SEO対策についてのポイントをまとめます。
・逆SEO対策とは、自社に関するネガティブページの検索順位を下げるための施策。「ネガティブSEO対策」「ORM(オンライン評判管理)」とも呼ばれる
・逆SEO対策を実施する前に、まずサイト運営者への削除依頼・Google削除申請・法的手段による削除請求を試みることを推奨する
・正当な逆SEO対策は「自社ポジティブコンテンツの量産でネガティブページを検索結果から押し出すこと」が基本。スパムリンクの送付・虚偽口コミの投稿はNG
・「100%削除保証」という業者には依頼しない。Googleの検索順位を確実にコントロールする方法は存在せず、スパム手法で自社がペナルティを受けるリスクがある
・ウェブ担さんでは、SEO最適化・コンテンツ制作・SNS運用・プレスリリース配信といる正当なアプローチで、月額定額の継続サポートが可能
逆SEO対策・風評被害対策、ウェブ担さんにご相談ください
「会社名で検索するとネガティブな情報が出てくる」「誹謗中傷への対応方法がわからない」「自社のWebコンテンツを強化して検索結果の印象を改善したい」——どの段階でもウェブ担さんにご相談ください。SEO対策・コンテンツ制作・SNS運用・プレスリリース配信を組み合わせた正当な逆SEO対策を、月額定額でサポートします。




