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SEO内部対策とは?初心者でもできる施策リストと優先順位を解説

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SEO内部対策とは?初心者でもできる施策リストと優先順位を解説

「SEOをやっているつもりなのに、なぜか検索順位が上がらない」
「記事は自分で書いているが、サイトの技術的な設定はどこから手をつければいいかわからない」
「SEO内部対策という言葉は聞くけど、何をすれば対策になるのか具体的にわからない」

こうした悩みを持つ中小企業の担当者から、ウェブ担さんには多くのご相談をいただいています。SEO内部対策はコンテンツ(記事を書くこと)と並んでSEOの両輪ですが、「どこを・何のために・どうすればいいか」が体系的に理解されていないまま取り組んでいるケースがほとんどです。

この記事では、SEO内部対策の全体像を「クロール最適化・インデックス最適化・UX最適化」の3軸で整理し、初心者でも取り組める施策リストと優先順位をわかりやすく解説します。

更新日:2026年6月17日
監修者:藤田 真季(ウェブ担さん・マーケティング担当)

SEO内部対策とは何か——コンテンツ・外部対策との違い

SEO内部対策とは、自社のWebサイト内部の技術的な構造やページ設定を最適化することで、検索エンジンがサイトを正しく認識・評価できるようにする取り組みです。英語では「テクニカルSEO(Technical SEO)」とも呼ばれます。

 

SEO対策は大きく3種類に分かれます。それぞれの違いを整理してから、内部対策の役割を理解しましょう。

 

SEO対策の種類 内容
内部対策(テクニカルSEO) サイト内部の技術的な構造・設定を最適化する titleタグ設定・ページ速度改善・サイトマップ送信
コンテンツSEO ユーザーに有益な記事・コンテンツを作成・更新する キーワードを狙った記事制作・リライト
外部対策 他サイトからのリンク(被リンク)を獲得する プレスリリース・SNS発信・メディア掲載

 

SEO内部対策が「土台」である理由

内部対策はSEOの土台となる施策です。どれほど良いコンテンツを書いても、内部対策が不十分だとGoogleがページを正しく読み取れず、評価されません。たとえば「ページにインデックスの指示が正しくされていない」だけで、せっかく書いた記事がGoogleの検索結果に一切表示されないケースがあります。

 

「記事は自分で頑張って書いているのに全然順位が上がらない」という場合、内部対策の問題が原因になっていることは非常に多くあります。

SEO内部対策の3つの目的

SEO内部対策には、大きく3つの目的があります。これが後述する3軸の分類にもつながります。

 

クロール最適化:GoogleのロボットがサイトをスムーズにめぐりやすくすることやGoogleに正確に情報を伝えること
インデックス最適化:適切なページがGoogleのデータベースに正しく登録されること
UX(ユーザー体験)最適化:訪問者が使いやすいサイトにすること(Googleはユーザーの満足度も評価する)

SEO内部対策①:クロール最適化——Googleに読んでもらえる構造を作る

クロール最適化とは、Googleのロボットであるクローラーがサイトをスムーズにめぐれるようにする内部対策です。クローラーがページを見つけられなければ、そのページが検索結果に表示されることはありません。

XMLサイトマップの作成・送信

XMLサイトマップとは、サイト内の全ページのURLをリスト化したXMLファイルです。Googleサーチコンソールにサイトマップを送信することで、クローラーがサイトのページを効率的に発見できるようになります。

 

WordPressを使っている場合は「Yoast SEO」「All in One SEO」などのSEOプラグインでサイトマップを自動生成できます。生成したURLをGoogleサーチコンソールの「サイトマップ」メニューから送信してください。

内部リンクの最適化

内部リンクとは、同じサイト内の別のページへのリンクです。内部リンクを適切に設定することで、クローラーがサイト内のページを次々と発見・巡回できるようになります。また、ユーザーが関連情報に移動しやすくなりUXも向上します。

 

・記事本文中に関連記事へのリンクを設置する
・ナビゲーションメニューから主要ページへのリンクを設置する
・リンクのアンカーテキスト(リンクになっている文字)にキーワードを含める

robots.txtの設定確認

robots.txt(ロボッツテキスト)とは、クローラーに対して「このページはクロールしていい・してはいけない」を伝えるファイルです。設定を間違えると重要なページがクロールされなくなるため、意図しないブロックがないかを確認してください。

 

確認方法:ブラウザで「https://あなたのドメイン/robots.txt」を開いて内容を確認します。「Disallow: /」という記述があると、サイト全体のクロールが禁止されている状態です。

URLの正規化(canonical設定)

canonicalタグ(カノニカルタグ)とは「このページの正規URLはこちらです」とGoogleに伝えるHTMLの設定です。同じ内容のページが複数のURLで存在する場合(www有り/なし・http/httpsなど)、canonicalを設定することで重複コンテンツの問題を防ぎ、SEO評価を一本化できます。WordPressの場合はSEOプラグインが自動で設定してくれるケースが多いです。

SEO内部対策②:インデックス最適化——適切なページを検索結果に表示させる

インデックス最適化とは、Googleのデータベース(インデックス)に「表示させるべきページを正しく登録させ、表示させるべきでないページを除外する」内部対策です。インデックスの管理を誤ると、価値のあるページが評価されなかったり、品質の低いページがサイト全体の評価を下げたりします。

titleタグ・メタディスクリプションの最適化

titleタグ(ページタイトル)はSEO内部対策の中で最も基本的かつ重要な設定です。Googleはtitleタグの内容を「ページが何について書かれているか」の主要な判断材料として使います。

 

設定項目 推奨の設定 よくある失敗
titleタグ 32〜36文字・メインKWを前半に配置・全ページ固有のタイトル 全ページ同じタイトル・キーワードが含まれていない
メタディスクリプション 70〜120文字・KWを含める・「この記事でわかること」を明示 設定されていない・全ページ同じ文章
見出しタグ(H1〜H3) H1は1ページに1つ・KWを含める・階層構造を正しく使う H1が複数ある・H2を飛ばしてH3を使う

 

noindexの適切な設定

noindexとは「このページをGoogleの検索結果に表示しないでください」とGoogleに伝える設定です。重複したページ・薄いコンテンツ・管理画面系のページなど、検索結果に表示させる必要のないページに設定します。

 

WordPressの場合、「設定 → 表示設定 → 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか必ず確認してください。チェックが入っているとサイト全体がnoindexになります。

重複コンテンツへの対処

重複コンテンツとは、同一サイト内または異なるサイトで、ほぼ同じ内容のページが複数存在する状態です。Googleはどちらのページを評価すべきか判断できず、両方の評価が下がる可能性があります。

 

対処法:似たテーマのページはcanonicalタグで正規ページを指定する、またはページを統合して内容を1本化する。カテゴリページ・タグページが大量に生成されているWordPressサイトでは、不要なアーカイブページにnoindexを設定することも有効です。

構造化データ(JSON-LD)の実装

構造化データとは、ページの内容をGoogleが理解しやすい形式(JSON-LDなど)で記述するコードです。実装することで検索結果にFAQ・パンくずリスト・評価星などの「リッチリザルト(検索結果の強調表示)」が表示される可能性があり、クリック率の向上につながります。

SEO内部対策③:UX最適化——ユーザー体験を改善して評価を高める

GoogleはユーザーがサイトでどのようなUX(ユーザーエクスペリエンス:使い勝手・体験)を得ているかをSEO評価に組み込んでいます。「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」という指標を使い、ページの読み込み速度・視覚的な安定性・操作への反応速度などを評価します。UX最適化はSEO内部対策の中でも特に成果への影響が大きい領域です。

ページ速度の改善(Core Web Vitals)

GoogleのPageSpeed Insightsで自社サイトのスコアを確認してください。特にスマートフォンのスコアが重要です(50点以下は要改善、50〜90点は改善推奨、90点以上が目標)。

 

ページ速度改善の主な施策:
・画像ファイルをWebP形式に変換・圧縮する
・不要なプラグインを削除する(WordPressの場合)
・キャッシュプラグインを導入する
・レンタルサーバーをHTTP/2対応のものに変更する

スマートフォン対応(モバイルフレンドリー)

Googleは2019年からモバイルファーストインデックスを採用しており、スマートフォンでの表示品質がSEO評価の基準になっています。Googleの「モバイルフレンドリーテスト」でサイトを確認し、以下の問題がないかチェックしてください。

 

確認項目 問題がある状態 対応方法
文字サイズ 16px未満で読みにくい 本文フォントを16px以上に設定
タップ領域 ボタンが小さく押しにくい ボタンサイズを44px以上に設定
横スクロール 画面からはみ出る要素がある レスポンシブデザインを適用する
表示速度 3秒以上かかる 画像圧縮・キャッシュ設定を行う

 

SSL化(https化)の確認

サイトのURLが「https://」で始まっているかを確認してください。「http://」のままのサイトはGoogleが「保護されていません」と表示し、ユーザーの信頼低下と離脱率の上昇を招きます。Googleもhttps化をSEO評価の一因としています。

 

SSL証明書はほとんどのレンタルサーバーで無料提供されています。設定されていない場合はサーバーの管理画面から有効化してください。

EFO(エントリーフォーム最適化)

問い合わせフォームや資料請求フォームの最適化(EFO)も、UXの観点からSEO評価に影響するSEO内部対策の一つです。入力項目が多すぎるフォームは途中離脱を招き、「このサイトは使いにくい」というシグナルをGoogleに与えます。必須項目を最小限に絞り、スマートフォンでも入力しやすいフォーム設計にしてください。

SEO内部対策の施策リストと優先順位——何から手をつけるか

SEO内部対策の施策は多岐にわたりますが、すべてを一度に対応する必要はありません。以下の優先順位を参考に、重要度の高いものから取り組んでください。

 

優先度 施策 分類 難易度
★★★ 最優先 SSL化(https化)の確認・対応 UX 低(サーバー設定のみ)
★★★ 最優先 全ページのnoindex設定が外れているか確認 インデックス 低(WordPress設定確認のみ)
★★★ 最優先 各ページのtitleタグにキーワードを設定する インデックス 低(SEOプラグインで対応可)
★★★ 最優先 XMLサイトマップ作成・GSCへの送信 クロール 低(プラグイン自動生成+GSC送信)
★★☆ 早めに スマートフォン表示の確認・対応 UX 中(テーマ設定・CSS調整)
★★☆ 早めに PageSpeed Insightsでスコア確認・改善 UX 中(画像圧縮・プラグイン整理)
★★☆ 早めに 内部リンクの設置・見直し クロール 低〜中(記事編集で対応可)
★★☆ 早めに リンク切れのチェック・修正 クロール 低(ツールで一括確認可)
★☆☆ 余裕があれば canonicalタグの設定確認 インデックス 中(プラグイン+確認)
★☆☆ 余裕があれば 構造化データ(JSON-LD)の実装 インデックス 高(コード実装が必要)
★☆☆ 余裕があれば 不要なnoindexページの整理・低品質ページ対応 インデックス 高(サイト全体の把握が必要)

 

まず「現状の把握」から始める——Googleサーチコンソールの確認

SEO内部対策を始める前に、まず現状を把握することが重要です。Googleサーチコンソール(無料)を開いて以下を確認してください。

 

・「インデックス登録 → ページ」:インデックスされていないページがどれくらいあるか
・「エクスペリエンス → ウェブに関する主な指標」:Core Web Vitalsのスコアが良いか悪いか
・「インデックス登録 → サイトマップ」:サイトマップが送信・承認されているか

SEO内部対策を自社でやるか外注するか——判断基準と分担の考え方

SEO内部対策の中には、SEOプラグインの設定変更だけで対応できる「低難易度の施策」から、サーバー設定やHTMLの知識が必要な「高難易度の施策」まで幅広くあります。ウェブ担さんへのご相談で多いのが「記事は自分で書いているが、技術的な内部対策だけを頼める場所が見つからない」というお悩みです。

自社で対応できるSEO内部対策 vs 外注が有効な内部対策

 

施策 自社対応 外注が有効
titleタグ・メタディスクリプションの設定 ◎ SEOプラグインで可能
内部リンクの設置 ◎ 記事編集で対応可
サイトマップ送信 ◎ プラグイン+GSC操作
ページ速度改善(画像圧縮) ○ ツールで対応可
スマホ対応(レスポンシブ) △ テーマ設定で部分対応 ◎ CSS・テーマ知識が必要
canonicalタグの設定 △ プラグインで部分対応
構造化データの実装 × コード知識が必要
サイト全体の内部対策診断 × SEO専門知識が必要

 

「記事は自分で書く・内部対策だけ外注したい」は対応できる

「コンテンツは自社で継続したいが、技術的な設定や診断は専門家に任せたい」という形の分担は、ウェブ担さんでは対応可能です。「内部対策だけを依頼できる場所が見つからない」という場合でも、必要な作業だけを切り出してご依頼いただけます。

 

📌 「記事は自社で書きたいが、内部対策だけをプロに頼みたい」というご相談、大歓迎です

ウェブ担さんでは「SEO内部対策の診断だけ」「ページ速度改善だけ」「構造化データの実装だけ」というように、必要な作業を切り出してご依頼いただくことができます。

▶ SEO内部対策についてウェブ担さんに無料相談する

 

外注先を選ぶ際の3つの確認ポイント

SEO内部対策を外注する場合、以下の3点を確認してください。

 

現状診断から提案してくれるか:「何が問題か」を調べずに施策を提案する会社は要注意
対応範囲が明確か:どこまでを対応してどこからが範囲外かを事前に確認する
作業結果を数値で報告してくれるか:「対応しました」だけでなく、改善前後のPageSpeedスコアなど数値で報告があるかを確認する

SEO内部対策のチェックリスト——今日から確認できる10項目

以下のチェックリストを使って、自社サイトのSEO内部対策の現状を確認してください。「できていない」項目が多いほど、改善による順位上昇の余地があります。

すぐに確認できる項目(今日中に確認)

□ サイトのURLが「https://」で始まっているか(SSL化済みか)
□ スマートフォンで表示が崩れていないか
□ WordPressの「設定→表示設定」で「検索エンジンにインデックスさせない」にチェックが入っていないか
□ 問い合わせフォームに実際に送信してみて、正常に届くか確認した

ツールを使って確認する項目(今週中に確認)

□ Googleサーチコンソールに登録済みで、サイトマップが送信されているか
□ サーチコンソールの「インデックス登録→ページ」でインデックスエラーがないか
□ PageSpeed InsightsでスマホスコアがURLの値で50点以上あるか
□ 各ページにキーワードを含む固有のtitleタグが設定されているか

専門的な確認が必要な項目(外注での対応を検討)

□ 重複コンテンツ・canonicalの設定が適切かどうか診断されているか
□ 構造化データ(JSON-LD)が主要ページに実装されているか


まとめ

SEO内部対策についてのポイントをまとめます。

 

・SEO内部対策とはサイト内部の技術的な設定を最適化する取り組み。コンテンツSEO・外部対策と並ぶSEOの土台であり、内部対策が不十分だとせっかく書いた記事もGoogleに評価されない

・SEO内部対策は「クロール最適化(Googleに見つけてもらう)」「インデックス最適化(正しく登録・評価してもらう)」「UX最適化(ユーザー体験を良くする)」の3軸で整理できる

・最優先で確認すべきはSSL化・全体noindexの有無・titleタグの設定・サイトマップ送信の4点。いずれも低難易度で今すぐ対応できる

・「記事は自分で書くが内部対策だけを専門家に頼みたい」という形の分担依頼も可能。必要な作業を切り出して外注することでコストを抑えながらSEO対策を進められる


SEO内部対策、ウェブ担さんにご相談ください

「記事は自分で書いているが、内部対策だけを頼める場所が見つからない」「現状のサイトにどんな問題があるか診断してほしい」——ウェブ担さんではSEO内部対策の診断から改善作業まで、必要な部分だけを切り出してご依頼いただけます。月額定額のプランで継続的にサポートすることも可能です。

 

 

 

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