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中小企業のITセキュリティ対策|脅威の種類・優先対策・チェックリストを解説

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中小企業のITセキュリティ対策|脅威の種類・優先対策・チェックリストを解説


「ITセキュリティが大切なのはわかっているが、何をすればいいかわからない」
「専任のIT担当者がいないが、どこから手をつければいいか」

中小企業がITセキュリティ対策を後回しにしがちな理由のひとつは、「何をどこから始めればいいかわからない」という状況です。しかし、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクは中小企業も例外ではなく、被害が起きてから対処するのでは遅いケースがほとんどです。

この記事では、ITセキュリティの基本から中小企業が優先すべき対策、すぐに使えるチェックリストまで解説します。

更新日:2026年6月19日
監修者:大森 潤(ウェブ担さん・Web運用担当)

ITセキュリティとは?中小企業が知っておくべき基本

ITセキュリティとは?中小企業が知っておくべき基本

ITセキュリティとは、コンピューター・ネットワーク・データを不正アクセス・攻撃・漏洩から守るための取り組み全般のことです。「サイバーセキュリティ」「情報セキュリティ」とも呼ばれます。

 

「中小企業は攻撃されないだろう」という認識は危険です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査では、サイバー攻撃の被害を受けた企業の過半数が従業員300人以下の中小企業です。攻撃者は規模を問わずセキュリティが弱い企業を狙います。

 

ITセキュリティで守るもの 具体的な対象 被害が起きた場合のリスク
情報資産 顧客データ・取引先情報・社内書類 情報漏洩・取引停止・信頼失墜
Webサイト・システム ホームページ・社内ツール・クラウドサービス サイト改ざん・サービス停止・復旧費用
デバイス PC・スマートフォン・USBメモリ ランサムウェア感染・データ消失

中小企業が直面する主な脅威5種類

中小企業が直面する主な脅威5種類

中小企業が特に注意すべきITセキュリティの脅威を5つに整理します。

 

① ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)

感染するとデータが暗号化され、「元に戻すなら金を払え」と要求されます。バックアップなしで感染した場合、データ復旧が困難になります。

 

② フィッシング詐欺

本物そっくりの偽メール・偽サイトでIDやパスワードを盗む攻撃です。社員一人がだまされるだけで会社の情報全体が危険にさらされます。

 

③ 不正アクセス

パスワードが推測されたり、以前漏洩したパスワードを使い回したりしていると、外部から不正にアカウントやシステムに侵入されます。

 

④ 人的ミス

メールの誤送信・USBの紛失・設定ミスなど、社員の操作ミスによる情報漏洩です。技術的な攻撃より頻度が高く、中小企業のセキュリティ事故の多くがこれが原因です。

 

⑤ Webサイトへの攻撃(不正改ざん・マルウェア埋め込み)

WordPressなどのCMSを更新せず放置すると脆弱性が生まれ、悪意のあるコードを埋め込まれたり、フィッシングサイトに改ざんされたりします。

ITセキュリティ対策の優先順位——今すぐやること

ITセキュリティ対策の優先順位——今すぐやること

すべてを一度に対策するのは難しいため、優先度別に整理しました。

 

【緊急】今日中に対応する3つのこと

・WordPressのバージョン・プラグインを最新に更新する(脆弱性対策の基本)

・管理系サービスのパスワードを12文字以上・英数記号混在に変更する

・二段階認証(2要素認証)を有効にする(Gmail・メール・管理画面など)

 

【今月中】基盤を整える5つの対策

・バックアップを週1回以上実施する(クラウド+外部ストレージの2か所)

・ウイルス対策ソフトを全社PCに導入・更新する

・不要なアカウント・使っていないサービスを削除する

・退職した社員のアカウントを即時無効化するルールを作る

・重要データへのアクセス権限を必要な人だけに限定する

 

【継続的に】定期的な確認事項

・月1回:パスワードの見直し・不審なログインがないか確認

・半年1回:セキュリティポリシーの見直し・社員教育の実施

・更新の都度:CMSプラグイン・OSのアップデートを即時適用

セキュリティリスクを回避するためのチェックリスト

セキュリティリスクを回避するためのチェックリスト

以下のチェックリストで自社の現状を確認してください。

 

カテゴリ チェック項目 対応状況
パスワード 12文字以上・英数記号混在のパスワードを設定している □ 済 □ 未
パスワード パスワードを複数サービスで使い回していない □ 済 □ 未
パスワード 二段階認証(2FA)を主要アカウントで有効にしている □ 済 □ 未
メール 添付ファイルを開く前に送信元を確認するルールがある □ 済 □ 未
メール フィッシング詐欺メールの見分け方を社員が知っている □ 済 □ 未
システム WordPressのバージョン・プラグインを最新に保っている □ 済 □ 未
システム ウイルス対策ソフトを全PCに導入・更新している □ 済 □ 未
バックアップ 週1回以上バックアップを実施している □ 済 □ 未
バックアップ バックアップデータを複数の場所に保管している □ 済 □ 未
アクセス管理 退職者のアカウントを即時削除するルールがある □ 済 □ 未
教育 セキュリティ研修を年1回以上実施している □ 済 □ 未

社員教育とセキュリティ意識の醸成

外部サービスの活用でリスクを最小化

中小企業が社内だけで完璧なITセキュリティ体制を作るのは現実的に難しいです。以下のような外部サービスを活用することで、専任担当者なしでも基本的な対策が可能です。

 

外部サービスの種類 できること 費用目安
Web運用代行サービス WordPressの定期更新・バックアップ・セキュリティ監視 月額5万円〜
パスワード管理ツール 1Password・Bitwarden等で安全なパスワード管理 月額数百〜千円/人
ウイルス対策ソフト マルウェア検知・リアルタイム保護 年間数千〜1万円/台
クラウドバックアップ Google Drive・OneDriveでの自動バックアップ 月額数百〜千円

 

ウェブ担さんでは、WordPressの定期アップデート・バックアップ設定・セキュリティ監視を月額定額のWeb運用代行サービスの中で対応しています。

まとめ

・中小企業もサイバー攻撃の標的になっており、「対岸の火事」ではない

・ランサムウェア・フィッシング・不正アクセス・人的ミス・サイト攻撃が主な脅威

・今すぐやることは「WordPressの更新・パスワード変更・二段階認証の設定」の3つ

・チェックリストで自社の現状を確認して、未対応項目から着手する

・社員教育と外部サービスの活用を組み合わせると現実的な対策体制が作れる

よくある質問(Q&A)

Q. ITセキュリティ対策にかかる費用の目安は?

A. 無料でできる対策(パスワード強化・二段階認証・OS更新)から始められます。有料ツールはウイルス対策ソフトが年間数千円〜・バックアップサービスが月額数百円〜が目安です。外部のWeb運用代行に含めて依頼する場合は月額5万円〜で複数の対策をまとめて任せられます。

 

Q. 中小企業がまず最初にやるべきITセキュリティ対策は何ですか?

A. パスワードを12文字以上・英数記号混在に変更して二段階認証を設定することが最優先です。費用ゼロで今日できます。次にWordPressのバージョン・プラグインの更新とバックアップの設定を実施してください。

 

Q. 社員がフィッシングメールにだまされた場合、どうすればいいですか?

A. まずネットワークから切断してIT担当者または外部の専門家に連絡してください。パスワードが漏洩した可能性がある場合は即時変更します。被害状況を記録して、社内での再発防止策を検討してください。

ITセキュリティ対策、ウェブ担さんにご相談ください

WordPressの定期更新・バックアップ・セキュリティ監視をまとめて任せたい方は、ウェブ担さんにご相談ください。

 

 

 

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