「バックアップは取っているはずだが、いつのものか分からない」
「そもそもバックアップの取り方がわからない」
「何かあったときのために、ちゃんとした仕組みを作りたい」
ウェブ担さんへのご相談でも、WordPressのバックアップについてのお悩みをよくお聞きします。
結論から言うと、バックアップは「いつ・どこに・どの範囲を」取っているかまで把握して初めて、いざという時に役立ちます。この記事では、実際にあった事例とあわせて、正しいバックアップの方法を解説します。
更新日:2026年9月11日
バックアップ、本当に取れていますか?——B社様の実例
これはウェブ担さんにご相談いただいた、B社様(仮名)の実例です。
更新作業のミスで、ページの一部が消えてしまった
担当者の方が自社でホームページの更新作業をしていた際、誤った操作で一部のページの内容を消してしまいました。「バックアップから戻せば大丈夫」と思っていたそうですが、実際に確認すると、直近のバックアップが取られていないことが判明しました。
「取っているつもり」だっただけだった
サーバー契約時に一度バックアップの設定をした記憶はあったものの、その後の設定変更や契約内容の見直しの中で、いつの間にか自動バックアップが止まっていたことがわかりました。「取っているつもり」になっていたことが、一番の問題でした。
WordPress保守代行に切り替え、仕組みごと任せることにした
この一件をきっかけに、バックアップの設定・確認まで含めてWordPress運用代行に依頼する形に切り替えられました。「自分で管理している”つもり”にならなくて済むようになった」と話されています。
WordPressのバックアップ、何をどう取ればいいか
①データベース(記事・設定情報)
記事の内容やサイトの設定情報は「データベース」という形で保存されています。ここが失われると、記事そのものが消えてしまいます。
②ファイル(画像・プラグイン・テーマ)
アップロードした画像や、使用しているプラグイン・テーマのファイル一式も、別途バックアップが必要です。
③手動で行う方法とプラグインを使う方法
サーバーの管理画面から手動でダウンロードする方法と、バックアップ専用のプラグインを使って自動化する方法があります。手間を減らしたい場合はプラグインの活用がおすすめです。
どのくらいの頻度で取ればいいか
| 更新頻度 | バックアップの目安 |
| 月1〜2回程度の更新 | 週1回程度 |
| 週に数回の更新 | 毎日、または更新のたびに |
| ECサイトなど頻繁な更新 | 1日複数回 |
更新頻度が高いサイトほど、こまめなバックアップが必要になります。
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今のバックアップ状況を確認してもらう
保存先の考え方
バックアップは、元のサーバーとは別の場所に保存しておくことが基本です。同じサーバー内にしか保存していないと、サーバー自体に障害が起きた際、バックアップごと失われてしまう可能性があります。
・別のクラウドストレージに保存する
・複数世代(直近数回分)を残しておく
・定期的に「実際に復元できるか」を確認する
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よくある質問
Q. 今のバックアップ設定が有効かどうか確認する方法はありますか?
A. サーバーの管理画面やプラグインの設定画面で確認できます。不明な場合は、専門家に確認してもらう方法もあります。
Q. バックアップの保存期間はどれくらいが目安ですか?
A. 直近数回分(1週間〜1ヶ月程度)を目安に、複数世代残しておくと安心です。
Q. バックアップからの復元は自分でもできますか?
A. 使用しているプラグインやサーバーによって手順は異なります。不安な場合は専門家に依頼することをおすすめします。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
・バックアップは「データベース」と「ファイル」の両方を対象に取る必要がある
・更新頻度に応じて、週1回〜1日複数回などバックアップの頻度を調整する
・元のサーバーとは別の場所に保存し、複数世代残しておくことが基本
・「取っているつもり」にならないよう、WordPress保守代行に確認まで含めて任せる方法もある
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この記事の執筆者

藤田 真季|ウェブ担さん・マーケティング担当
国立大学卒業後、某大手アパレルメーカーの総合職として店舗運営を経験後、EC業界に転身。顧客視点に立ちながらCVR改善やCRMなど幅広く経験し、実績を積む。その後株式会社アイデアランプに参画し、「定額制Web運用代行サービス|ウェブ担さん」のディレクター兼マーケターに就任。コストを抑えながら高品質なWeb運用支援を提供し、多くの企業のマーケティング課題やWeb業務効率化に向けて支援している。


