「施工事例はたくさんあるのに、どうやってサイトに載せればいいのかわからない」
「写真といっても、現場でスマホで撮った程度のものしかない」
「本業が忙しくて、そもそも更新する時間が取れない」
建設業・工務店のホームページ担当者・経営者の方から、こういったお悩みをよくお聞きします。ウェブ担さんへのご相談でも「施工事例だけずっと止まっている」というケースは珍しくありません。
結論から言うと、施工事例の更新が止まるのにはいくつかの共通パターンがあり、原因さえわかれば仕組み化して再開できます。
この記事では、実際にあった建設業B社様の事例とあわせて、更新が止まる理由・放置のリスク・今日からできる対策を解説します。
更新日:2026年7月28日
「施工事例、正直何年も止まってます」——建設業B社様の実例
先日ご相談をいただいた建設業B社様は、総務担当の方がWeb業務も兼任されている会社さんでした。
総務担当が兼任でWebも見ている、よくある状態
お話を伺うと、更新しているのは年に一度の採用情報と、たまに入るお知らせだけ。それ以外はほとんど手つかずの状態が続いていたそうです。
施工事例はあるのに、投稿されない理由
「施工事例はたくさんあるんですけど、どうやって投稿すればいいのかわからなくて」とのことでした。現場の実績は豊富にあるのに、それをサイトに反映する手順が誰にも共有されていない状態だったんです。
写真も”載せられる状態”じゃなかった
さらに詳しく聞くと、施工写真は現場でスマホで撮影した程度のものしかなく、「これをサイトに載せるのはちょっと」という理由で結局放置されていました。問い合わせは長い間ずっと0件が続いていたそうです。
ウェブ担さんの方で「わからないことは全部お任せしたい」というご要望でしたので、まずは「誰に・どう見せたいか」を整理するところから始めました。そのうえで施工事例を定期的に投稿する仕組みを作り、写真撮影については追加オプションとしてカメラマンが現地に同行し、きれいな施工写真を撮影・掲載する形にしました。その結果、ずっと問い合わせ0件だった状態から、月に最低3件は安定して問い合わせが来るようになったそうです。
なぜ施工事例の更新は止まりやすいのか——3つの共通パターン
B社様に限らず、建設業のホームページで施工事例の更新が止まる理由は、だいたい次の3つに集約されます。
①誰が投稿するか決まっていない
現場の担当者は施工が終わればすぐ次の現場に移ります。「事例をまとめてサイトに載せる」という作業を誰がやるのか、最初から決まっていない会社さんは非常に多いです。
②”良い写真”が撮れていない
現場では安全確認や作業記録用の写真は撮っていても、「サイトに載せる前提」の写真になっていないことがほとんどです。構図や明るさが整っていないと、担当者自身も「これは載せられない」と感じて手が止まってしまいます。
③後回しにしても実害が見えにくい
施工事例を更新しなくても、その日のうちに何か問題が起きるわけではありません。だからこそ後回しにされ続け、気づけば数年止まっていた、というケースになりがちです。
施工事例を放置すると何が起きるか
施工事例の更新が止まっている状態を放置すると、時間の経過とともに次のような影響が出てきます。
| 放置期間 | 起きること |
| 数ヶ月〜半年 | 比較検討している見込み客が、実績の少なさを理由に候補から外す |
| 1年前後 | 「今も現場が動いている会社なのか」を疑われ、問い合わせを躊躇される |
| 数年 | 採用サイトを見た求職者にも「実績が古い会社」という印象を与えてしまう |
B社様のように、施工実績は豊富にあるのに見せられていないだけ、という会社さんは実はとても多いです。中身があるからこそ、もったいない状態なんです。
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写真撮影の壁をどう越えるか
施工事例の更新が止まる大きな理由のひとつが「写真」です。ここを整理するだけで、更新のハードルはぐっと下がります。
スマホ写真がダメというわけではない、でも
スマホ撮影自体が悪いわけではありません。ただ、「作業記録用」の撮り方と「見込み客に見せる用」の撮り方は、目的が違います。構図・明るさ・整理整頓された現場を意識するだけでも印象は大きく変わります。
プロのカメラマンに同行してもらうという選択肢
「そうは言っても現場は忙しくて、写真の勉強をしている余裕はない」という会社さんがほとんどだと思います。ウェブ担さんではWeb運用代行の追加オプションとして、カメラマンが現地に同行して施工写真を撮影するサービスもご用意しています。B社様も、この撮影オプションを使って「載せられる写真」がない状態を解消されました。
施工事例を”定期的に投稿できる仕組み”の作り方
更新を止まらせないためには、気合いではなく仕組みが必要です。
誰が・いつ・何を撮るかを最初に決める
「現場が完了したら〇〇さんが写真を送る」「月に1本まとめて投稿する」など、担当と頻度を決めておくだけで更新は驚くほど続くようになります。
「誰に見せたいか」を整理してから投稿する
個人宅のリフォームを見せたいのか、法人向けの大規模工事を見せたいのかによって、載せるべき事例も見せ方も変わります。B社様のケースでも、まずはここを整理することから始めました。
テンプレート化して投稿のハードルを下げる
「施工前・施工中・施工後」「工期」「使用した材料」など、毎回同じ項目を埋めるだけの形にしておくと、文章を一から考える負担がなくなります。
自社で運用する場合と外注する場合の比較
施工事例の更新は、自社で仕組み化する方法と、Web運用代行に任せる方法があります。どちらが合うかは会社の状況次第です。
| 方法 | メリット | 向いている会社 |
| 自社で運用 | 費用がかからない | 投稿の担当・頻度を決めきれる余裕がある会社 |
| Web運用代行に任せる | 見せ方の整理・撮影・投稿までまるごと任せられる | 本業が忙しく、社内に専任担当がいない会社 |
B社様のように「わからないことは全部お任せしたい」という会社さんには、Web運用代行に撮影オプションをあわせて依頼する形が向いています。
よくある質問
Q. 施工事例は何件くらいから見せた方がいいですか?
A. 件数の目安より「継続して増えている」ことの方が重要です。まずは3〜5件から始めて、定期的に追加していく形で問題ありません。
Q. 写真撮影だけ依頼することはできますか?
A. 会社によって対応可否は異なりますが、ウェブ担さんではWeb運用代行の追加オプションとして撮影のみのご依頼も可能です。詳しくはお問い合わせください。
Q. 忙しくて写真が用意できない場合はどうすればいいですか?
A. 現場のスケジュールにあわせてカメラマンが同行する形も可能です。撮影から掲載まで一括でお任せいただくことで、社内の負担をゼロに近づけられます。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
・施工事例の更新が止まるのは「担当が決まっていない」「写真が載せられる状態にない」「後回しにしても実害が見えにくい」の3つが主な原因
・放置期間が長くなるほど、比較検討・信頼・採用にまで影響が広がる
・写真は「作業記録用」と「見せる用」を分けて考えるだけでハードルが下がる
・「誰が・いつ・何を撮るか」を決めて仕組み化すれば、更新は継続できる
・自社での対応が難しい場合は、撮影から投稿までWeb運用代行に任せる方法もある
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この記事の執筆者

藤田 真季|ウェブ担さん・マーケティング担当
国立大学卒業後、某大手アパレルメーカーの総合職として店舗運営を経験後、EC業界に転身。顧客視点に立ちながらCVR改善やCRMなど幅広く経験し、実績を積む。その後株式会社アイデアランプに参画し、「定額制Web運用代行サービス|ウェブ担さん」のディレクター兼マーケターに就任。コストを抑えながら高品質なWeb運用支援を提供し、多くの企業のマーケティング課題やWeb業務効率化に向けて支援している。



