「担当者が退職することになったが、引き継ぎ資料が何もない」
「ホームページの管理画面のログイン情報を、誰も知らない」
「異動のタイミングで急に任されたが、何を確認すればいいかわからない」
ウェブ担さんへのご相談でも、こういった「引き継ぎがうまくいかない」というお話をよくお聞きします。
結論から言うと、ホームページ管理の引き継ぎで確認すべきことは「ログイン情報」「契約情報」「更新方法」の3つに集約されます。この記事では、実際にあった会社様の実例とあわせて、今すぐ確認すべき項目と、引き継ぎ資料の作り方を解説します。
更新日:2026年8月19日
「ログイン情報を知っている人が、もう誰もいない」——製造業L社様の実例
これはウェブ担さんにご相談いただいた、製造業L社様(仮名)の実例です。
担当者の退職後、誰もログインできなくなっていた
L社様では、ホームページの管理を1人の担当者に任せていました。その担当者が退職した後、後任が決まらないまま数ヶ月が経ち、ある時「更新したい」と思ったタイミングで、誰も管理画面にログインできないことに気づいたそうです。
引き継ぎ資料も一切残されていなかった
退職時に引き継ぎ資料が作られておらず、サーバーの契約先・ドメインの管理会社・WordPressのログイン情報のすべてが、退職した担当者の記憶の中にしかない状態でした。
ドメインの登録情報から調査し、管理体制を立て直した
ウェブ担さんの方でドメインの登録情報やサーバーの契約状況を一つずつ確認し、管理体制を立て直しました。あわせて、今後同じことが起きないよう、引き継ぎ資料を整備するお手伝いもさせていただきました。
なぜホームページ管理の引き継ぎが起きにくいのか
「特別な業務」だと思われていない
日常業務の引き継ぎは丁寧に行われても、ホームページ管理は「その人がなんとなくやっていたこと」として扱われ、正式な引き継ぎ対象から漏れやすいです。
ログイン情報が個人のメモ・記憶に依存している
サーバーやWordPressのログイン情報が、社内の共有システムではなく担当者個人の手元にしかないケースは非常に多いです。
退職・異動が急なタイミングで発生する
L社様のように、退職が決まってから引き継ぎを考え始めると、時間が足りず結局何も残らないまま担当者がいなくなってしまいます。
引き継ぎで確認すべき3つの情報
難しく考える必要はありません。まずは次の3つを確認・整理してください。
| 確認項目 | 具体的な内容 |
| ログイン情報 | サーバー・ドメイン管理画面・WordPress管理画面のID・パスワード |
| 契約情報 | サーバー会社・ドメイン管理会社・制作会社の契約内容と連絡先 |
| 更新方法 | よく行う更新作業の手順、外注している場合はその依頼方法 |
L社様のケースも、この3つが個人任せになっていたことが、混乱の直接的な原因でした。
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引き継ぎ資料の作り方——最低限これだけあれば安心
1枚のシートにまとめる
複雑なマニュアルは不要です。「ログイン情報」「契約先の連絡先」「よくやる更新作業の手順」を1枚のシートにまとめておくだけで、担当者が変わっても最低限の運用が止まらなくなります。
複数人でアクセスできる場所に保管する
個人のパソコンやメモではなく、社内で共有されているクラウドストレージなど、複数人がアクセスできる場所に保管しましょう。
担当者が変わるたびに更新する
一度作ったら終わりではなく、契約内容やパスワードが変わった際に更新する仕組みも一緒に決めておくと、資料が形だけのものにならずに済みます。
自社での整理が難しい場合、外注するという選択肢
「そもそも今の管理状況がどうなっているかわからない」という場合、自社だけで整理するのは簡単ではありません。L社様のように、外部のWeb運用代行に現状の調査から依頼するという方法もあります。
今の管理・更新作業だけを外注したい場合は、保守管理に特化した「ウェブ担さんJr.」で、ドメイン・サーバー管理を含めて依頼することも可能です。デザインの作り直しは不要で、月額5,000円から始められます。
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よくある質問
Q. 前任者が退職済みで連絡が取れない場合、どうすればいいですか?
A. ドメインの登録情報や、サーバー会社に問い合わせることで契約状況を確認できる場合があります。それでも不明な場合は、専門家に現状調査を依頼する方法もあります。
Q. 引き継ぎ資料は誰が作るべきですか?
A. 理想は退職・異動前の担当者本人ですが、時間がない場合は後任者や外部の専門家が現状を調査してまとめる形でも問題ありません。
Q. 外注する場合、どこまで任せられますか?
A. 現状調査から管理体制の立て直し、その後の更新作業まで含めて依頼できます。まずは今の状況をお聞かせください。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
・ホームページ管理の引き継ぎが起きにくいのは、「特別な業務と思われていない」「ログイン情報が個人依存」「退職が急」という理由が重なるため
・確認すべきは「ログイン情報」「契約情報」「更新方法」の3つ
・1枚のシートにまとめ、複数人がアクセスできる場所に保管するだけで、最低限の引き継ぎは成立する
・自社での整理が難しい場合は、Web運用代行に現状調査から依頼する方法もある
・保守管理だけを外注したい場合は「ウェブ担さんJr.」のような特化型サービスも選択肢になる
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この記事の執筆者

藤田 真季|ウェブ担さん・マーケティング担当
国立大学卒業後、某大手アパレルメーカーの総合職として店舗運営を経験後、EC業界に転身。顧客視点に立ちながらCVR改善やCRMなど幅広く経験し、実績を積む。その後株式会社アイデアランプに参画し、「定額制Web運用代行サービス|ウェブ担さん」のディレクター兼マーケターに就任。コストを抑えながら高品質なWeb運用支援を提供し、多くの企業のマーケティング課題やWeb業務効率化に向けて支援している。




